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【インド就職】採用から渡航までの流れ(現地採用)

2024年2月に私が日本で働きながらインドの現地採用として転職することが決まった時の、採用からインドへの渡航までの流れをまとめています。

転職活動自体の概要は別の記事にまとめています。


2024年2月 採用

2024年1月に転職活動を始めて、大体3週間ほどで就職先が決まりました。
最終面接から1週間強ほどで、人事から雇用契約書がメールで届きました。
内容を確認した上、修正してもらうのにさらに1週間かかりました。

サイン自体はデジタルサインでよくて、エージェントにもデジタルサインをした雇用契約書を共有しました。

2024年3月 就労ビザ申請

就労ビザ取得までのおおまかな流れとしては、

  1. 私から準備が必要な書類を就職先へ提出

  2. 会社から必要な書類が日本の住所に郵送

  3. 就労ビザを大使館へ私が申請


1. 私から準備が必要な書類を就職先へ提出


就労ビザの申請に必要だった書類は別の記事にまとめています。

私の場合、就労ビザの申請に先立ってインドで住むところを探してみることにしました。
就職先が決まってから就労開始までに3ヶ月以上あったことと、就労ビザの申請にあたり、Address Proof in India(インドでの住所証明)の提出が必要だったためです。

就労ビザとFRROの申請時点ではホテルの滞在予約票でも申請・取得が可能ですが、結局納税カード(PANカード)や銀行口座解説などに賃貸契約書が必要になるので、早めに探し始めることがおすすめです。

実際に私が行なっていた部屋探しの方法は別の記事にまとめています。

私は就労ビザ申請前に、赴任先の地域へ観光ビザで1週間滞在して、現地で部屋探しをしてみていましたが、結局この時点では物件が見つかりませんでした。

このため、ホテルの予約票をインドでの住所証明としました。

2. 会社から必要な書類が日本の住所に郵送
3. 就労ビザを大使館へ私が申請


インドでの住所証明を含め私が準備しなければならない書類を会社に共有すると、1週間ほどで会社からビザの申請書類が国際郵便で郵送されてきました。
これらと私が準備した書類+申請料を同封して、申請完了です。

申請書類を郵送してから1-2週間で、自宅にビザシールの付いたパスポートが返送されてきました。

2024年5月 日本での手続き

無事就労ビザが取得できてから、いくつか日本で行う手続きがありました。
私は現地採用枠での赴任で、住民票を除票して移住する選択をしました。
どんな手続きを行なったかは、別の記事にまとめています。

実際に役所へ足を運んで申請して・・とやっていると、意外と日本での手続きに時間がかかってしまいましたので、早めにできる手続きがあれば速やかに済ませておくことがおすすめです。

2024年5月 航空券の手配・出国

私の就職先では、赴任時の航空券は会社負担だったので、会社を通じて予約する流れでした。

ただ、人事の方の返信も早くなく、1ラリーに2日はかかるといった状態でした。
このため、当初お願いしていた航空券が実際に予約するまでに値段が跳ね上がってしまい、結局再度別日にて予約をお願いすることになりました。
出国日が変更になると、日本で生活する場所も確保しなければならないので、やや難儀でした。

それから、再度の航空券予約時にもまた同じことが起こってしまっては堂々巡りなので、半日に一度は人事にリマインドやステータスの確認をしていました。
いよいよインドだな〜という気分。

2024年5月 インド到着

ぎりぎりでしたが航空券も取得でき、インドへ到着。
就労ビザでしたが、到着が深夜だったこともあり(?)入国審査では全く時間がかかりませんでした。
質問は1つだけで、「滞在先のホテルの名前は?」だけでした。

空港から滞在先のホテルに私が到着すると、ホテルはForm Cという書類を政府に提出します。
誰がどういうビザでどこのホテルに到着したのかなどの情報が書かれる書類で、ホテル側が作成します。
これのコピーは、外国人がFRROの申請に必要なので、必ず到着時にコピーをもらうようにお願いします。

FRRO(インド政府に対して行う外国人登録)の手続きについては、以下の記事にまとめています。

「そこ間違えるんかい」みたいな箇所も間違えてくることがよくあるので、インド人が作成した書類は必ず内容を確認するようにします。

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