他者を動かす、想像の力
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他者を動かす、想像の力

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あなたの持つ可能性を最大限に開発、実現することで、もっと自分らしく生きる。
世界がひろがるアカデミー」校長の倉本美津留が聞き手となり、CMディレクター 中島信也の他者を動かす想像の力に迫る。

倉本さん✕中島さん

──中島信也流、自己表現をしない自己表現とは?

(中島)
僕の自己表現のベースには『喜んでもらイズム』っていうところが僕のベースにあるんです。その上で、中島信也流の【自己表現をしない自己表現とは?】っていうのは、あるかもしれません。
自己表現を「ポジティブに色々作らなあかんのかな?」っていう風に思ってる人たちに、自己表現することが自己表現の全てではないという事を知ってほしい。

それを自分の人生、クリエイターとしての40年間に渡る人生ですね。まあ60年分ぐらいのが入ってますが、人生の節目・節目でどのように自己表現しない自己表現というものが育まれていったかというのを解説、紐解いていきたいなと。
その中で、確立した驚くべきイズムとは!?っていうところですね。

どこに行くにしても僕は色んな方々に喜んでもらうために行動しているので、それこそが、僕のクリエイティブの元になっていますね。

中島6

CMディレクターは自分だけではCMは作れない。50人スタッフを動かし、クリエイターを納得させ、さらにクライアントに「うん」と言わせる必要がある、そのためには人を動かす力が絶対に必要なんです。

僕自身、最初のデビュー作の時はそんな力を持っていなかったわけですからね。そこで、どうやってそれを切り抜けていったのかというところがスタートなんです。僕の人を動かす力っていうものは、やっぱり現場で必要に迫られて生まれ、育まれていったと言うことだと思うんですよね。

倉本さんがやってる事と同じですね。結局出演者さんにどれだけノってもらうか、どれだけやる気になってもらって、おもしろさを引き出してくるのかっていうのが、僕らの腕に見せどころ。同じことを倉本さんもやってると思うんですが、そうしないと僕らもCMは出来ないので。

だから良いCMを作るためには、自分一人では良いCMを作れないから、人を動かさなければいけない。そこで自己表現をしない自己表現が生まれていくんだと思うんです。

でもCMというのは芸術作品ではないので、やっぱりクライアント様のある仕事ですからね。「自己表現をそこに折り込んだろか!」ということをしてしまうと、違った方向に行く可能性もあるわけなので。それはCMと言えない、芸術ではないので。

じゃあどうするのか?でも、CMも表現物です。
自己表現というのはそこに滲み出てくるんですね。だから自己表現をしない、自己表現の中に滲み出てくる自己表現っていうのがあるんです。
どんなに覚悟したって、どっちみち自己表現が滲み出てくるんですよ(笑)

(倉本)
その滲み出てくることが大事というか、滲み出るんだからっていうところがありますよね。だからそんなにとやかく色々なこと悩まんとやった方がええ。ってことに繋がるんですね。

倉本3

──受講した人に期待して欲しいこと。

(中島)
僕はすごく沢山の作品を世に送り出してきているんですけど、これは自分に特殊な才能あるとか、元々持っている才能で作品の自己表現をすることが出来ているわけではないんですよ。実はあなたもCMディレクターになれる。CMが作れる。くらいの考え方なんですよね。

だから「中島さんみたいに才能がないから私には無理だよ」ではなくて、誰にでも出来る表現のために自己表現しない自己表現っていうことを受講生の方に伝授出来るかなって思うんですよね。

だから表現とか自信のない人ほど僕の授業を聞いてくれると、「あっ!私にも出来るかも!」「やってみようかな』」って事が見つかるということが、1つのゴールになりますね。「私が自己表現なんか無理」っていう人ほど、僕の授業を受けてほしいですよね。

中島2

(倉本)
いいですね!
「やっぱり無理やろうけど本当にこのままでいいのかな」ってモヤモヤしてる人達に集まってもらって、ヒントというか、ポッと押してあげることで世界が広がるっていう感じが今後の講座のやりたいことなので。

(中島)
間違いなく受講後には世界が広がると思いますね。
「こうやって見ればええんや」「こうやって考えればええのか」ということで広がっていくと思いますけどね、本当に。

僕はすごいクリエイターみたいに思われていますけど、なにもすごい才能があるから出来るというものではないということですよね。何かしらの才能はある、あるけども、天賦の才みたいなのではなく、工夫に工夫を重ねていく中で、自己表現をしない自己表現をというものを確立していったことによって、自己表現出来るようになったという、そういう感じなんでね。
だから、そこにヒントさえ見つけてくれたら、こういう風に出来るのかなって思ってもらえますよね。

中島信也

中島 信也

1959年、福岡生まれ大阪育ちの江戸っ子。1982年、武蔵野美術大学造形学部 視覚伝達デザイン学科卒。1983年、「ナショナル換気扇」で演出デビュー。その後いちはやくデジタル技術をCMに導入し、アリナミンV「魔人Vシュワちゃん」サントリーDAKARA「小便小僧」StepWGN「オブラディオブラダ」シリーズなどエンタテインメント性の高いCMを数多く演出。
【受賞歴】
[カンヌ国際CMフェスティバル]グランプリ「日清食品カップヌードル“hungry?”」 / [東京アートディレクターズクラブ賞]ADCグランプリ「サントリー伊右衛門」(2005) / [全日本CM放送連盟賞]ACCグランプリ「サントリー燃焼系アミノ式」/ 近作:TOTOネオレスト「菌の親子」/日清食品ラ王「西島秀俊シリーズ」/Bingo5「神木隆之介・上白石萌音シリーズ」/AirPAY「オダギリジョーシリーズ」など/ [劇場用映画監督作品]「ウルトラマンゼアス」(1996) / 「矢島美容室ザ・ムービー~夢をつかまネバダ」(2010)

世界がひろがるアカデミー

世界がひろがるアカデミーとは、各分野で成功した12名の特別講師から、実体験、考え方、テクニックなど、このアカデミーだけの特別授業を1年間に渡って受講してもらうことで、あなたの可能性を最大化する力を身につけてもらうためのアカデミーです。
12人12色の授業から、日常で出会うことのできない学びや刺激を得てもらい、1年をかけてあなたの力を次のステージへと生まれ変わらせることを目的としています。 「感じる力」「考える力」「伝える力」をアップデートして、昨日までの自分には見えなかった世界へ踏み出してみませんか?
https://sekahiro.jp/


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