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社会人とは
さぁ前回に続きソウル話ですが、まず今回の旅で僕が目指していたゴールは
「自分がいて自然なコミュニティを作る or 出会う」でした。
自分がいる事が自然である=自分も自分以外も居心地がいい
これはただの仲良しではなくて、「僕がいるから誰かが助かるor誰かが楽しい」
という、自分が誰かに何かしら作用していて且つ良い効果が出たり、これからいい効果が出そうな状況を狙って動き回っていました。
はっきり言って前回の記事に書いたKellyにとって、僕の出現はただのノイズだったと思います。(ってぐらい彼女の役には何も立ってない)
海外に行くことは結構ですが、海外にあるそのエリアやコミュニティにとって、お前は何の効果があるの?と第三者の僕は常に自分に聞いていました。
考え過ぎなのはわかってます。もっと力抜いて行けばいいじゃないかともう一人の自分も言ってます。
しかし今の自分にとって最低のハードルは「誰かの役に立つ」という事でしか、自分を社会人として成立させることが出来ません。
↓ちなみに「社会人」ってググったらこんな結果が。
社会人(しゃかいじん)とは、一般的には学生や無職などの身分を除いた、職業を持つ成人を指す言葉である。社会人は、自身の職業における専門知識や技術を活用し、社会の一員として働き、生活を営む。また、社会人は、社会的なルールやマナーを理解し、遵守することが求められる。 社会人には、公務員、企業員、自営業者、フリーランスなど、様々な職業が存在する。それぞれの職業には、特有の役割や責任があり、それを果たすことで社会全体の機能が維持される。また、社会人としての行動や態度は、個人の信用や評価にも影響を与える。
お金も無い、力も無い、地位も名誉も魔法の絨毯も無い僕が、
海外で価値を作ろうとするには、
自分がポジティブに作用するコミュニティを作るか出会うかしか無いと思いました。
結局社会人っていうのはそのコミュニティの中で作用しながら生きていく人の事なんだと思います。カメラマンとかフィルムメーカーとしていいコンテンツを作るという以前に、そのコミュニティに受け入れてもらえるという事が価値の根底です。
だからいくらビジネスライクにあれが出来るこれが出来る、クライアントになりそうな人はいないかって、スキルだけでそのコミュニティを求めると、自分が想定していた所とは全然違う、上りたくもない土俵の上に上がってしまい、結局やりたくもない仕事を日本でも海外でも同じようにやってしまうという状況になると思います。
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結局「愛」ってことなんですよ。
Fixed Gear Seoulというお店に韓国に滞在中DMを送りました。
オーナーはスーパーナイスガイなブラジリアンで僕を歓迎してくれました。
レンタルバイクをフリーで貸してくれて、ビールや食事まで用意してくれました。
愛です。愛せずにはいられません。
自分がそのコミュニティを愛し愛されるのかどうかが大事なんです。
韓国最終日にこんな嬉しい事があるなんて思いもしませんでした。
18歳から始めたFixed Gearがここに来て自分を助けてくれるなんて。
僕が愛したピストカルチャーは国境を超えても変わらずカッコ良くて、何歳になってもやっぱりワクワクさせてくれます。
次回の訪韓ではピストを軸にデザイナーやフィルムメーカー、スタジオ経営者などたくさんの方と会う約束をして帰路につきました。
なんとなくじゃなくて、本質的な価値を作りだすのは本当に大変だと思いますが、なんとか心折れずに頑張れそうな
元気が出る韓国出張でした。
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