ミニ四駆グランプリ2024スプリング東京大会前夜 決起集会
はじめに
大会前日にボディ載せ替え&提灯のフレーム作りをするやつがあるか。大会前日の大幅なセッティング変更は死亡フラグだって、交通事故で死んだばあちゃんも言ってた。申し訳ないが孫を引っ張っていこうとするのはNG.逝くなら一人で逝ってくれ(※1)。わたしにはまだアイカツィズムの啓蒙と、大アイカツプラネット共栄圏構想という大仕事が残っているのだから(統失特有の誇大妄想)。
このショート動画で公開した、某VチューバーのパクリスペクトATスラダンから、フロントの構造を大幅に変更したので、対応に追われている。スラダン自体はフロントには以前にSKWの治具Ver.2で製作したものを載せる。リアはアンカーにするとして、リジッドかスラダンか、24時間後には出走しているというのに、このざまである。その上、ボディ載せ替えと来ている。上記の沙汰ではない。しかし、手持ちのジルボルフのボディが載らない以上、仕方がない。ここは思い切って大幅な軽量化のため、禁断のポリカボディに手を出す。
FM系シャーシの苦悩
逆転で使っている場合も含めて、フロント側にモーターがあるシャーシを使う上で困るのが、フロント提灯の取りまわしだろう。モーターをかわそうとプレートを細長く加工して横を通そうとすれば破損のリスクは高まるし、上を通る構造はそもそも作るのが大変…… 筆者はこれまでジルボルフのボディそのものを提灯として使うことでこの問題から目を逸らし続けてきたが、いよいよ年貢の納め時のようだ。
一般にフロントモーターの場合、フロント提灯を使うなら“組み接ぎ”と呼ばれる手法が用いられることが多いが、これはこれで精度よく作ることと、接合部の強度が問題になってくる。大会中に破損したら目もあてられない。復帰は絶望的だろう。
そこで、横浜は元町・中華街に店を構えるフォースラボさんの“井桁式”案を採用することにした。
井桁は主にフラットマシンで使われることの多い構造であるが、これをフロントモーター車のフロント提灯に転用しようというわけだ。
ボディはやはり実車系にこだわりたく、在庫と相談した結果、レイボルフのポリカボディを搭載することにした。フルカウルミニ四駆やグループC,スポーツプロトタイプカーを彷彿とさせるフォルム、そしてなによりジルボルフ(SILWOLF)からレイボルフ(RAYVOLF)という“狼”の系譜である。これもうホビー漫画だろ。
ポリカボディはご存知の通り、新品を買えば半透明(保護フィルムがかかっているため)で、シャーシやギミックとの干渉などを確認しながら、カッターナイフやデザインナイフで加工が出来る点で優れている。
一方で、レギュレーションにより、ボディには塗装またはステッカーの貼付けが義務化されているが、今回は塗装する時間が取れそうにないので、適当なステッカーを保護フィルムの上から貼って車検を通す。
プラボディに豆マスダンで105gを達成できたので、同じマスダンのセットで100gジャスト、あるいはそれよりも軽くできるのではないかと考えている。いまは軽量化よりもマシンを走れる状態にする方が先決だが、軽量化はモータースポーツにおいて浪漫であり、永久の課題なのだ。避けて通れる道ではない。今夜は貫徹でマシン製作を行う。いまメールを確認したらHグループ出走だったので、お昼には出発できるようにしたい。
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