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背景)時代の流れ、著者の経歴、DD支援することになったきっかけなど(連載2/5)

背景)時代の流れ

前回記事の通り、国内でのM&A案件が増えている。ニュースに取り沙汰される大型案件に加えて、あまり話題になっていない比較的中型案件が多く、中小企業を取り巻く環境がかなり変わりつつある。加えて、M&Aに関連するDDプロジェクトやコンサルタント、マーケッター・EC担当者のエキスパートコールなどの需要も高まっている。
この連載を通して実際EC事業のDD評価に関連する働き方やプロセスについて触れて紹介したい。

著者の経歴

細かく書くと長くなるので少し乱暴に整理すると:
・新卒時に事業会社のEC課に配属され、当時の上司およびチームメンバーに恵まれ、デジマ・ECのイロハを習得
・1社目の経験をもとに転職し、その後2社にてECグロースを経験
・次に入社したベンチャーが資金不足で清算となり、
・当時身売り話を進めていた海外ベンチャーの日本法人立ち上げに参画し、2年後に日本法人の執行役員としてNYSE上場を見届ける

幸運に恵まれ、社会人9年目までに、日本の会社での働き方がわかり、海外ベンチャーでの働き方やベンチャーの様々なステージ(グロース、資金不足、バリュエーション、IPOなど)を働く側としてとして経験し、且つ、デジマ・ECの成功体験を積み重ねることができた。私の能力云々よりも、たまたま恵まれた環境におかれて、様々なチャンスが手に届く距離にあった、という時代的背景が何より大きい。
こういった経験が買われ、外資コンサルへと転職し、国内・海外のデジタルプロジェクトに従事し、後に独立。

DD支援することになったきっかけ

独立後には外資コンサルOBの方々にお声がけいただき、データ活用やデータ基盤整備プロジェクトに、デジマ・ECエキスパートとして参加することに。
2年半を通して複数のプロジェクトを平行して進める中でプロジェクトメンバーとの信頼が深まり、その後、中核メンバーがDX x PEファンドを立ち上げて、私は金魚のフンの如く、躍進する先輩方を支援することに(微力ながら。

要約すると:
昨今のM&A件数の増加に伴い、専門分野としているデジマ・EC拡大を、
最近ではEC事業のDDで活用している、ということ。


次の記事からは、DDの進め方やダミーデータを使ったアウトプット一例を紹介したい。

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