「中毒性のある友たち」に感謝を込めて。
これから2分間、友達の名前を書けるだけ書いてください。
ストップウォッチと紙とペンを用意して、真剣に書いてみてください。紙とペンが近くにない人は、PCやスマホのメモにでも書いてみてください。
ある程度書けたら、この先を読んで下さい。
皆さんは、何人書けましたか?
これは、書ければ書けるほど良いということではなく、「誰を先に書いているのか」、「誰をスラスラ書けないのか」に注目してほしいです。
僕は、あまり友達にランクはつけたくないですが、こういう時に真っ先に出てくる人、真っ先に出てこない人を知ることは大事だと思いました。
自分がどんな人を大事にしているのか、どんな人を自信を持って友達と言えるのか、ハッキリと現れます。
僕の場合は、上位3人はスラスラと書けましたが、4人目から少し書くのをためらって、そして8人目から再びためらいました。
よく会う人でも上位に入らなかったり、あまり会わない人でも上位に入ったり、この前会ったばっかりなのに名前すら出ていない人もいるので、不思議なものです。
僕は、マックスで10人程度しか書けませんでしたが、ハッキリと傾向が分かりました。
僕は、上位に書く友達の傾向としては、「助けてもらっている人」「自由が利く人」「時間を使ってくれる人」という共通点がありました。
おそらく、僕が友達に求めているものなのでしょう。
上位の3人は、自分が悩んでいるときに話を聞いてくれる人ばかりで、僕に自由に発言させる人が多く、僕と長時間いても嫌がらない人ばかりです。
特に「時間を使ってくれる人」かどうかは、4人目以降に書いた友達との大きな差になりました。
一度会ったら、何時間でも喋れる持久力が必要ですが、そのぐらいの体力がないと、僕は物足りなく感じるのです(笑)。
時間があっという間に過ぎていく感覚、気づいたら喋りすぎてしまう感覚、それをやめられない感覚、そのすべてが心地良いです。
そして、そこまで時間を使ってくるというだけで、信頼関係も生まれます。
自分に対して、貴重な時間をたくさん使うということは、僕と一緒にいる時間を過ごすことが楽しいと思ってくれている証拠です。
もちろん、長時間一緒にいることが多くても、僕が苦じゃないと思えていることが条件です。
長時間一緒にいたとしても、プライドの高い人、答えられない話題が多い人、自分の話が少ない人は、苦でしかありません(笑)。
その人のプライドを傷つけないように気をつけたり、興味のある話題を選んだり、相手の話を引き出すことにエネルギーを使うのは、本当に疲れます。
僕は、人に気を遣いがちな性格なので、相手に気を遣わせない人を重宝しているのだと思いますし、そういう人に中毒性を持つと思います。
もちろん、僕も相手に気を遣わせないように配慮するべきです。
気を遣わせないようにしてくれる人は、なかなかいないはずなので、その人たちにも心地の良い場所を提供したいと思っています。
お互いに中毒性を持つことが、深い友情を築いていくためには欠かせないのかもしれません。
母の日や父の日などもいいですが、たまにはこうして、「友の日」を作って、感謝することを忘れないようにしたいものです。
少なくとも僕は、彼らに助けられて、ここまで大きくなったのですから。
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