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「なんとなく」の断捨離で、人生の質が劇的に上がる。

病院の待ち時間、仕事の休憩時間、エレベーターや電車の中で、片手に持ちがちなスマホ。

周りがいじっているからといって、自分もいじってしまって、いつの間にか何時間も経過することもある、最強の暇つぶしアイテムです。

もちろん、大事な人からのメッセージを返したり、仕事のメールを確認するためにも必要なものなので、生活には欠かせないものです。

ただ、それ以外で使用する時間が圧倒的に多いと感じたので、やはりスマホは危険なアイテムだとも感じます。

例えば、仕事のことを考えたくないとき、なんとなくスマホを触って、なんとなくネットニュースやSNSを見て、情報を得ることがあります。

芸能人がどうしたとか、友達の友達がこんなことを思っているなど、いろんなことを一瞬で知ることができます。

その時ばかりは、「へぇー!」と感心することや、少し笑えることもありますが、それで何時間も経過した時に、必ず思うことがあります。

この情報、そんなに必要なものだったか?

なんとなくタップしたくせに、たった数秒で閉じてまうことが多く、薄い情報を連続で見ることになります。

それをきっかけに、本当はどうでも良いことなのに関連の情報を追ってしまう場合は、自分で情報を追いかけているくせに、なんだか疲れてしまいます。

なので最近は、ネットニュース、SNSで長時間を使わないようにするために、「本気で知りたいこと」以外は手を動かさないことにしています。

すると、これまで「なんとなく知りたいこと」に時間をかけていたのに、今は「本気で知りたいこと」だけに時間をかけるようになりました。

ネット検索では、「これから行くカフェの情報を調べる」という目的だけを果たすようになったり、ネット記事でも、「好きな芸能人のインタビュー記事を読む」という目的だけを果たすようになりました。

そうやってスマホを利用する目的を絞っていくと、今まで「なんとなく」に多くの時間が奪われていたことに気がつきます。

スマホでどうでもいい情報を摂取する時間がなくなると、当然ながら、浮いた時間が生まれます。

僕は、その時間を読書の時間に充てたりして、月に8冊ぐらいの本を読めるようになりました。

これまでは、良くて月に4冊ぐらいしか読めなかったのですが、スマホ時間を減らすだけで倍以上の成果を出せるようになり、前から読みたかった本をどんどん消化することにも成功しました。

僕らの想像以上に、「なんとなく」でやる行為は、自分に多くの損害を与えます。

これはスマホ上の話だけでなく、日々の生活でも言えることです。

自分がやっている行動の多くは、意外となんとなくやっていることが多いです。

なんとなく買ったけど全然美味しいと思わないもの、なんとなく入会したけど全然利用しない月額サービス、なんとなく付き合っているけどそんなに楽しくない人間関係…。

その「なんとなく」と「本気」に変えると、一気に世界が変わります。

僕はこれからも、「なんとなく」の断捨離を続けていきます。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!