見出し画像

その話は、エピソードですか?情報ですか?

いろんな人の話を聞いていると、話し方が大きく二つに大別される気がします。

それは、自分の話を「エピソード」として話す話し方と、「情報」として話す話し方です。

思い出を一つの情報として話す人もいれば、情報を一つのエピソードトークの中に織り交ぜて話す人もいます。

おそらく、自分にとって「エピソード」が大事なのか、「情報」が大事なのかによって、話し方に違いが出てくるのだと思います。

例えば、旅行に行った話をするとき。

エピソード派の人は、真っ先に「現地のレストランでご飯食べたんだけど、そのとき一緒に行った友達がさ~」ということを話します。

情報派の人は、真っ先に「○○っていうお店でご飯食べて、ごはんが美味しかった~!」ということを話します。

エピソード派の人は、聞かないとどこのお店かも教えてくれないし、情報派の人は、聞かないとどんなエピソードがあったかを教えてくれません。

もちろん、話の上手い人は、話の中にどちらの要素も織り交ぜてくれるのですが、一般的には、どちらか一方の話で押し切られることが多いです。

そのとき僕は、相手にとって何が重要なのかを見極めます。

僕個人としては、話し手の主観が入ったエピソードが好きなのですが、相手が情報に関心があると感じた場合は、情報を際立たせて話すようにしています。

それを意識するようになってから、人とのコミュニケーションが多少は上手くなったとは思いますが、それまではかなり大変でした。

エピソードは、人間関係を深めないと、発揮できないことが多いです。

基本的に、あまり知らない人のパーソナルな話に興味がある人は少ないです(僕はとても興味がありますが)。

特に僕は、友達の話を中心にやりがちなので、あまり知らない人が全く知らない人の話をしているという状態になります。

そのため、エピソード系で乗り切りたい場合は、相当面白い話をする必要があります。

そこまで自分に高いハードルを設けて話すのは、かなり息苦しいし、とても大変です。

もし、自分の話が相手と噛み合わないと感じたら、それはどちらかに偏りすぎているかもしれません。

その話は、情報なのか?エピソードなのか?

改めて考えてみると、少しラクになるかもしれません。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!