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「発想で逃げる」という発想。

僕は、自分の得意なフィールドと、自分の苦手なフィールドの境界線が明確にあります。

それは、発想で逃げることができるか、できないかによって分けられます。

基本的に、発想で逃げてはいけないことが多いのですが、それでも僕は発想で逃げながら、何とかなんとか生きてきました。

例えば、学校の体育のバスケットボール。

正直、運動神経が良いヤツには、どうやっても敵いません。

自然と敵が嫌がる位置にポジションをとるし、シュートもやたらと決められますし、ドリブルもスピードがあります。

僕も、何とか対抗しようと頑張っていましたが、そのままでは太刀打ちできないので、自分の発想で逃げます。

僕の逃げ道は、ドリブル中にシザースをすることでした。

シザースというのは、サッカーのドリブルテクニックで、ボールを足でまたぐフェイントのことです。

それをバスケに持ち込んで、何人も抜いていました。相手が「何やってんのコイツ…?」と呆気にとられている間に、相手の進行方向とは逆に持っていき、相手のディフェンスを交わすという、若干卑怯なやり方です(笑)。

とはいえ、これでチームに貢献できたので、僕としては何も罪悪感はありません。

他にも、学校の成績、人間関係、部活動など、ルールの範囲内で発想を使って逃げきりました。

こんなことをしていたら、いつかバチが当たると思っていたのですが、大人になってからは「発想で逃げる」という発想が、役に立つことがあります。

マニュアル通りにやることが正義の仕事はたくさんありますが、意外にも発想で逃げ切れる部分は必ずあります。

特に、自分の状態を良くするために、何かしらのアイデアを自分で出すことは、とても大事なことです。

クオリティを良くするためのアイデア、効率を良くするためのアイデア、自分が嫌な気持ちにならないためのアイデア、ケガしないようにするためのアイデアなど、とにかく何でも考えてみることで、「とても嫌だったもの」が「少し嫌なもの」ぐらいに変わることもあります。

自分の発想で何かを変えたら、自分のことを誇らしくも思うので、「少し嫌だったもの」が、「ちょっと好きなもの」に変わることもあります。

こうやって人生を快適にしていく行動が、誰かにとって役に立つこともありますし、誰かを感動させることもあります。

まずは、自分のために「発想で逃げる」発想をもってみては、いかがでしょうか。

ちょっとズルくても、意外とバチは当たらないです(笑)。

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