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他人がやらないことをやり続けたら、それが個性になる。

どんな人でも、それぞれ個性があります。

どれだけキャラがないと思っている人でも、必ず個性的なところがあって、どこにでも存在する代替可能な人間ではありません。

しかし、その個性が輝く人と、そうでない人がいて、実際に良い個性を持っていても、あまり発揮できない人は多いものです。

僕も、あまり個性を発揮できないことが多く、いてもいなくても同じような存在だったことが、たびたびありました。

それを克服しようと、いろんなことをしてみましたが、最も簡単に個性を出す方法は単純なことでした。

それは、「他人ができないこと・やらないこと」をやり続けることです。

まずは、自分の周りの人を見て、その人たちが何をしているのかを観察します。

人と積極的に喋る人、仕事が速い人、勉強ができる人、運動神経が良い人など、いろんな人間がいます。

そういう能力に憧れて、自分もつい目指してしまいそうになりますが、それでは個性を発揮できません。

その人たちと同じようになってしまっては、自分の存在価値は弱まっていくし、同時に相手の存在価値も弱めてしまいます。

そのぐらいだったら、相手になくて、自分にある個性を伸ばしていくべきです。

とはいっても、自分にしかできない能力がないと嘆く人も多いでしょう。

確かに、人に言える特技やスキルがあれば、それを自分の個性として開示しやすいですが、そんなものがなくても、細かく見ていけば、個性となる要素はたくさんあります。

例えば、相手の話を聞いて大げさに笑うのも、一つの個性です。

誰でも笑うことはできますが、“大げさに笑う”というのは、誰でもやっていません。それだけでその人の個性になって、印象に残ります。

周りの人も、やろうと思えばできることかもしれませんが、実際にやるのが大変なことなので、結局はやりません。

ほとんどの人は、目上の人や意中の人だけにやり、後輩や同僚には塩対応を貫きます。

そんな中、大げさに笑うことを続けていれば、いつしか、その人だけにしかできないことになっていき、気がついたら自分の個性となっています。

ただ、周りがやらないことをやっているだけで、いつの間にか自分の個性となるなら、やったもん勝ちです。

自分の少し得意なことを、他人よりも継続していくだけで、個性は出来上がります。

もし、自分には個性がないと思うなら、他人がやらなさそうなことを、愚直にやってみては、いかがでしょうか。

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