「妬み」は、自分を成長させる最大のチャンス。
眩しくてキラキラしている人を見かけると、「いいなぁー」とか「なんだ、アイツ」という妬みの感情を持ってしまうことがあります。
モテている人、仕事が上手くいっている人、周りの人から慕われている人、上司に気に入られている人など、妬みの気持ちを抱いてしまう対象は、たくさんいます。
そういう人を見ると、あまりにも眩しくて、その眩しさにいらだってしまい、誰かに感情をぶつけたくなるでしょう。
そうやって、誰かを妬んでいる自分に、嫌気がさしてくる人もいるでしょう。
しかし、その感情に振り回される前に、立ち止まって考えなくちゃいけないことがあります。
それは、「光り輝くために、彼らはどのぐらいのエネルギーを消費しているか」ということです。
光を放つには、少なくともエネルギーが要ります。
何もしないで光り輝ける人ほど、人間界は甘くありません。
少なくとも、自分自身を磨いているからこそ、その光が眩しく感じてしまいます。それは、能力、ルックス、コミュニケーションなどを磨いているからこその光です。
だから、妬んだりする前に、自分も何かしらを磨くことに注力すべきなのです。
そうしてみると、光っているように見えるものでも、案外しんどいことに気づいて、妬むのをやめたくなっていきます。
妬みの感情を通り過ぎて、自分を磨くことに夢中になった時、光り輝いていたように見えていた彼らとは、違う光り方ができることに気づくことがあります。
妬んでいる人をよく観察し、もっと光り輝く方法を模索することで、はじめは越えられないと思っていた人とも差別化ができ、いつの間にか自分の方が輝いていることもあります。
ということは、「妬み」というのは、自分を成長させる最大のチャンスでもあるのです。
その相手がライバル視してきて、磨いた自分を上回ってくるかもしれませんが、その時はまた妬めばいいのです。
そうして追い越したり、追い越されたりすることで、結果的に得しているのは自分です。
そう考えると、「妬み」という感情を持つこと自体は、悪いことではありません。「妬み」に鈍感だと、努力すること自体も忘れてしまいます。
ただ、必ず「妬み」自体を、自分を磨くエネルギーに換えることが必要です。
その上で、どうしても相手を悔しくさせたい場合、最後の仕上げとして、「何も努力してませんけど?」と真顔で言いましょう。
すると、光はもっと眩しくなって、目がクラクラしてくると思います(笑)。
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