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家を見つめ直せば、価値観がハッキリと表れる。

時々、手放してみることで、その重要性が分かることがあります。

別れてからその恋人の大事さに気づいたり、買い替えみて以前の方が良いと思ったり、そういうことは誰しもあると思います。

僕は、この原理を使うことで、何でも取捨選択しやすくなるし、自分の価値観、誰かへ感謝の気持ちも抱きやすくなるので、時々あえて離れてみることがあります。

当たり前のものであればあるほど、自分の価値観が明確になります。

一番明確になるのが、自分が住んでいる家だと思います。

僕は、当たり前のように何年も同じ家に住んでいますが、時々違う場所で宿泊することによって、その重要性が分かります。

誰かと一緒にいた方が良いのか、違う人と一緒にいた方が良いのか、家は広い方が良いのか、便利な方が良いのかなど、家は価値観が現れやすいです。

友達の家やホテル、実家に泊まった翌日の僕は、もう自分の家が恋しくなっていることが多いです(笑)。

その時に、他と比べて、特に恋しくなる要素を考えてみました。

まずは、ベランダがあることです。

ベランダに頻繁に出るわけではないですが、自分の身長以上の窓ガラスを開けると、部屋内の空気の通り方が圧倒的に違います。

なので僕は、ベランダの近くに作業場所を作り、外からの風を受けたり、時々外を眺めています。視界が狭くならないことで、圧迫感を感じません。

そして次は、椅子が余分にあることです。

これは、誰かの家や実家に行ったときに感じるのですが、ほとんどの人は人を呼んでおきながら、自分以外の人のスペースを確保していません。

もちろん、自分一人で生活しているので当たり前の話なんですが、たくさん椅子があることで、自分で生活してても、椅子だけでオンオフが切り替えられます。

僕は、仕事をする時、ご飯を食べる時、テレビを観る時の椅子を変えています。そうすることで、気持ちの切り替えが簡単にできるので、いつまでも仕事モードだったり、いつまでもおやすみモードになることはありません。

そして、飲み物が多いことです。

僕の家には、コーヒー、カフェオレ、緑茶、紅茶、麦茶、コーラが常備されています。温かいものから冷たいものまで揃っているのが基本で、冷蔵庫は飲み物専用のものもあります。

飲み物は、作業の手を止めすぎずに味を楽しめるので、僕はこよなく愛しています。飲み物は、満腹になって眠たくもならないので、仕事の邪魔にならないのに美味しいので、最強すぎます(笑)。これがあるだけで、仕事のモチベーションが変わってきますし、休む楽しみもできます。

その条件が、誰の家でも揃っていれば、僕はきっと誰の家で住んでも問題ないでしょう。そして、この条件から僕の価値観がハッキリと分かります。

圧迫感を嫌うこと、気分転換を頻繁にしたいこと、楽しく仕事をしたいことが表れています。

僕は集中力がないタイプの人間なので、気合いを入れれば入れるほどダメになっていきます。緊張というのが大嫌いで、コツコツやっていかないと発狂してしまいそうになります(笑)。

自分の家を一度見つめ直すと、大事にしているもの、大事にしていないものがはっきりと見えてきます。

その結果、しばらく引っ越しは難しそうです(笑)。

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