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人生の変化に、もう二択目はいらない。

自分から進んで動けない。
自分から提案ができない。
自分から発言ができない。

誰もが、こういった受け身な態度をとったことがあると思います。

時々、自分も受け身になってしまうので、その理由について考えてみました。

一番の理由は、自分が苦しみたくない、他人を苦しませたくないという気持ちが強いからです。

自分が進んで動くことで周りに迷惑をかけるかもしれない、自分が進んで動いて上手くいかなければ自分が悩んだり傷ついたりするかもしれない。

結局は、そういうリスクを取りたくなくて、僕らは受け身になってしまうのです。

ただ、何もしないでいると、自分が欲しいものを他人が手にしていく姿を見るだけしかできなかったり、自分が何もしないせいで周りの人の仕事量を増やしてしまいます。

最上級の受け身になっていると、そんな状態になっても「まぁ、それは俺の欲しいものじゃないし・・・」「アイツみたいに頑張りたくないし・・・」と、自分の思いを紛らわせる考え方でなんとかカバーしようとします。

こう考えると、むしろ受け身になることで周りや自分を苦しめているようにも思えますが、それでも受け身をやめられないのはなぜか。

それは、良い変化を起こすには、努力が必要だと知っているからです。

いくらリスクを取って能動的になるといっても、自分も周りの人も苦しませたくない。

そのためには、ある一定の努力が必要になります。

今の生活スタイルを多少崩したり、思考を改めることになったり、勇気を出したりと、いくつか変えていく必要があります。

それができたら少し楽しくなりそうだと頭でわかっていても、すぐに変えられるものではありません。

理解するために時間がかかったり、行動に落とし込むまでに時間がかかったりと、定着するまでにはどうしても時間がかかります。

いざ変わろうと思っても、ネットや人の話などで「今の自分のままでいい」なんてラクな考え方を聞いたら、その言葉に甘えて流されてしまいます。

もちろん、個性として良いところは変えなくても良いとは思いますが、全てを変えなくても良い人間なんていないでしょう。

時代は変化するし、環境だって変化するし、人間関係だって変化するし、何より自分だって変わります。

楽しさを得るための考え方で変わっていくのか、苦しさから目を背けるための考え方で変わっていくのか。

ただそれだけの違いなんです。

楽しさを得るために、何かを学んだり、新しいことを実践したり、自分のアイデアを提案してみたりすることを変化といいます。

苦しさから目を背けるために、やりたいことをやらなかったり、何も考えないようにしたり、苦しさを忘れさせてくれるものを探してみたりすることも変化といいます。

小さな変化を積み上げていくことで、気がついたら大きくなっているのが変化の面白さです。

人間は強くないので、苦しさの前では変化を起こさざるを得ません。

選ぶべき変化の選択肢は、楽しさを得るための変化の一択でしょう。

人生の変化に、もう二択目はいらない。

そのぐらいの気持ちで生きていたいです。


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