見出し画像

望んでいないゴールだから、走りたくなくなる。

やる気とは、不思議なもので、急に湧いてくる時と、全く湧いてこない時の差が激しかったりします。

僕自身、夕方までやる気がなかったのに、夜になって急にエンジンがかかり、朝方まで一気にやってしまうことがたまにあります。

まるで、夏休みの最終日のように、死に物狂いで仕事を終わらせていきます。

こういう頑張り方は、自分の身体に負荷がかかるので、あまりやりたくないのですが、自分の状態が整えきれていないときは、このやり方から逃れられません。

もちろん、自分の状態さえ整っていれば、こんな無茶なやり方はしません。

基本的には、やる気に左右されずに、朝起きてからコツコツと仕事に取り組んで、夜までには終わらせることが多いです。

でも、やる気が湧いてくる瞬間まで、どうしても動けないときがあります。

仕事に取りかかるまでに、何をどう頑張っても集中できないのです。

コツコツできるときと、集中できないとき、僕の心にどんな差があるのかを冷静に考えてみたところ、ある一つのことに気づきました。

望んでいないゴールを目指しているときは、足が遅くなる。

仕事内容が何であろうと、自分にとってのゴールが明確でないと、やる気が湧いてこないのです。

しかもそれが、自分の望んでいるゴールになっているかどうかは、すごく大事なことです。

この仕事を終わらすことで、誰をどんな風に笑顔にできるのか、どんなことを学べるのか、自分にどんな能力がつくのか、自分の評価がどう上がるのかなど、仕事が終わった先に自分が望む未来があるのかどうかで、やる気の大きさは随分と変わってきます。

これが、「期限が明日だから仕事を終わらせたい」というゴール設定になると、脅迫されながら仕事をしている気がして、やっぱりやる気は無理に出さなくちゃいけなくなりますし、その分、体力は奪われていきます。

おそらくこれは、仕事だけに限ったことではありません。

勉強だろうが、人間関係だろうが、壮大な人生だろうが、やはり、自分の望んでいるゴールに向かって走れなければ、何にも身が入らないでしょう。

自分の望んでいるゴールを意識し続けることは、ついつい忘れてしまいがちですが、それを忘れ続ける人は、必ず他人に搾取されるだけになります。

自分のやる気も湧かないし、他人に搾取され続けて疲れる…。

そんな、被害者意識が強い生き方は、さすがに辛すぎます。

そうではなく、主体性を持って、自分の望むゴールを目指して走った方が、とても爽やかに取り組めるはずです。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!