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楽しさ=「熱中度」+「爽快度」

「楽しい」は、「面白い」とか「嬉しい」よりも、当てはまる範囲が広い気もしますし、自覚しにくいような気もします。

そこで、「楽しい」について、具体的にどんな状態のことを言うのか、実際に考えてみました。

自分が笑ったり興味を持てれば「面白い」と思えるし、人が自分を褒めてくれれば「嬉しい」と思えます。

しかし、人が何かしらの特定の行動をとったからと言って、「楽しい」と感じることはありません。

つまり、「楽しい」だけは、自分で生み出すしかないのです。

人それぞれで違いが生まれやすく、自分にとっての「楽しい」が何なのかを自覚していない限り、楽しいかどうかは分からなくなります。

裏を返せば、どんな行動も「楽しい」に繋がりやすく、自覚できる行動を増やしていけば、生きることが楽しく感じやすいということでもあります。

では、「楽しい」を再確認するために、自分が楽しいことを思い浮かべてみましょう。

人と喋ること、アニメを観ること、ゲームをすることなど、楽しいことなら何でも挙げて、その時の気持ちを思い出します。

すると、具体的にどこに楽しさを感じているか、ある一定の共通項がだんだん見えてきます。

少なくとも僕は、そのことに取り組んでいる時の熱中具合と、そのことを取り組み終えた時の気分の爽やかさで、楽しいかどうかが決まっています。

公式にすると、「楽しさ」=「熱中度」+「爽快度」

「楽しさ」の数値が高くなればなるほど、楽しいと思える度合いは上がっていきます。

熱中度が高ければ高いほど、その行動がやめられなくなっていきますし、爽快度が高ければ高いほど、その行動の気持ち良さを人に言いたくなります。

それぞれの評価の基準値を決めて、「熱中度」を5点満点、「爽快度」を5点満点として計算してみると、より分かりやすくなります。

【熱中度の評価指数】
5点…やめたくない
4点…次もやりたい
3点…やってもやらなくてもいい
2点…頼まれたら、仕方なくやる
1点…もう、二度とやりたくない

【爽快度の評価指数】
5点…人に絶対言いたい
4点…時間があれば、人に言いたい
3点…人にきかれたら言う
2点…人にきかれても、あまり言いたくない
1点…できれば、なかったことにしたい

何かしらの行動をとれば、確実に楽しさ数値がMAXになることはなく、その時その時の状況で、楽しさは変わっていきます。

どれだけゲームにハマれる人でも、自分がボロ負けした時は、なかったことにしたいでしょう。

どれだけ友達と良い思い出が作れたとしても、自分が幹事となって働きすぎて疲れていたら、二度と遊びたくないでしょう。

ものによっては、熱中度や爽快度が高くならないものもありますし、逆に低くならないものもあります。

「楽しい」が分からなくなった人は、楽しさの公式に当てはめて、自分が何を楽しいと感じるのかを、再確認してみましょう。

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