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変わらないものを変えていくから、強みができる。

自分の強みはなんだろう。

他の人と比べて、秀でている部分や優れている部分を探しても、あまり上手く見つからず、個性になることがあったとしても、それをどう活かして良いか分からないということもあるでしょう。

しかし、現実世界では、「強み」が有利に働くことがあります。

強みを知っている人は、自分に向いた活動をやるので心から楽しめるし、他人にとっても大きな利益をもたらすことができます。

とはいっても、これまでに自分が他人にどんな利益をもたらしてきたかが分からないし、他人に聞いたとしても、的確に答えてくれるとは限りません。

だからといって、諦めてはいけません。

必ず、自分と周りには違う部分があるからです。

良くも悪くも、人にはズレがあります。

みんなの好きなものが好きになれなかったり、みんなができることができなかったり、みんなが当たり前のことを疑ったり・・・。

そうした違和感をつかんで離さなければ、それが強みのタネになります。

ただ、みんなとのズレを「俺は変わっているんだよね~」と言って変人ぶっていたら、そのタネは腐れてしまいますが、しっかり水を上げていけば、必ず強みになります。

みんなと違うことには、絶対に理由があるんです。

例えば、僕は昔から洋画があまり好きではありませんでした。

特に、世界的に大ヒットしているアクション系の映画は、全く興味がありませんし、芸術的な映画も何が面白いのか分かりませんでした。

しかし、ここまでズレるということは、必ず僕に理由があるはずです。

だって、世界はこんなに面白いと言ってるし、作り手側も面白いと思っているから膨大な予算をかけて映画にするのです。

そこで、今年に入ってから、僕はこれまで苦手だった洋画を見続けました。

特に、世界で評価されている作品を中心に見ていきました。

結局、「パルプフィクション」も「ゴッドファーザー」も、面白さがあまり分からなかったのですが、いろんな作品を見つづけることで、面白くないと感じる理由が分かりました。

単純に僕は、暴力と暴言が好きじゃないのです。

もちろん、他にも苦手な理由はたくさんあるのですが、一番の理由は、暴力と暴言が際立っていることです。

それをカッコいいと思う価値観があることも分かるし、それを否定する気もありませんが、僕自身はそれをやりたくない。

自分が思っていた以上に、その気持ちが強かったのです。

だから僕は、心の声をそのまま書かないように、言葉を選んで文章を書くようにしています。

今はそれが強みになって、文章のみならず音楽活動にも活かされています。

他人にむやみに傷つけない言葉遣いは、今は自分の強みになっています。

まだまだ、僕はいろんなことに違和感を抱いているので、そのタネに水をやって強みを見つけるつもりです。

そう考えたら、生きていくのって、ちょっと楽しくなりませんか?

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!