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オリンピックなめたらあかん

もうすでに始まってしまっているにもかかわらず
中止にするかどうか?・・・
オリンピック史上例を見ない
今回の東京オリンピック

オリンピックは平和の象徴

一応、体育大学を卒業した元体育人として、
ここで一つ、本来のオリンピックなどのスポーツ祭典についての意味を考えてみたいと思う

よく、「オリンピックは平和の象徴
という。
よく訳の分からない、抽象的な表現だが
まあオリンピックに限らず、スポーツの祭典は歴史的に見たら
基本的には

疑似戦争

といって間違いないと思う
島国で平和な日本に住んでいる我々には無縁のお話ではあるが
国境を隔てて隣り合う欧米や中央アジアの国々などは、ことあるごとに戦争が起こる。
それこそ領土問題・資源問題・宗教問題
ありとあらゆる問題が起こる
そのたびに戦争して殺し合いをしていたら
いずれ人類は破滅してしまう
そこで、
スポーツの勝敗で問題を解決する
という方法がとられた。

多くの犠牲者が出るくらいならば、少人数のチームで勝敗をかけた方が
犠牲が少ない

これはいたって当たり前の話だが
やってる選手たちのプレッシャーや、応援する人たちの熱狂ぶりは
我々日本人には理解しがたい

今でもそのくらいヒートアップするのは疑似戦争の名残だろう

南米やヨーロッパの大きなサッカーの試合では、

今でも何人もの死者が出る

今でもスタジアムは火事になる

ワールドカップで負けた選手が母国の空港で撃ち殺される

それでも戦争してたくさん人が死ぬくらいなら
このくらいの被害は仕方ない
くらいの考えなのだろう。

余談だが
ヨーロッパの強豪国がサッカーワールドカップやオリンピックで日本相手に近年、苦杯を喫する光景をよく見る。
確かに日本の実力が数十年前に比べて見違えるように上がってきているのが最大の要因と思うが、私が思うに、日本を相手にしたヨーロッパなどの強豪国の選手の表情にちょっと気合が足らないように見える。

昨日のサッカーフランス戦で3対0で日本の快勝は確かにうれしいが・・・

多分日本に勝っても負けても、各国の選手やファンはあまり熱狂・興奮しないのかもしれない。
私が思い当たるに、方法の如何に関わらず日本を目の敵にして立ち向かってくる相手は今のところ世界広しといえども
お隣のK国以外に見当たらない。
そういった意味では、K国の存在も日本の各競技全般について非常に重要な意味を持ってくれているのかもしれない。

それでもどの競技であれ日韓戦で死者が出るようなことはないし、もし出たとしたら大変なことになる。
そう考えると、欧米諸国のライバル意識というのは凄まじいものがある。

一種のガス抜き

冷戦時代の米ソにしても
オリンピックでのメダル獲得争いに必死になるあまり
ドーピングであったり性別を変えて競技に出るなど、様々な違反行為が行われた。
これも疑似戦争:一種のガス抜きではなかったか・・・

それでもお互いにオリンピックに参加することで
「この競技では勝ったが、こっちでは負けた」
選手同士で称えあう・・・
などなど・・・

立候補するから

世界各国、オリンピックでメダルをかけて戦うことはかつてはこのように
疑似戦争ガス抜き的な意味を持っていたが、近年は商業化が進み、あまりガツガツしなくなっては来ている。

しかし、前回オリンピックの開催地リオデジャネイロでは、あまり公にはなっていないようだが、ブラジル政府はオリンピック開催前のある期間に市内のあらゆるところに点在していたギャングなどの悪党を一斉に大量虐殺している。
良いこととは当然思えないが、こうした腹の括り方をもって基本的にはオリンピックは開催されるもの。

日本人の価値観や世論に後押しされて途中で中止することなどは当然できない国際行事だと思う。

これは日本国民が悪いわけではない。
日本人は昔から日本人、こういうものである。

へぬるい方針しかできない執行部、多分オリンピックをお祭り程度にしか考えてなかったんだと思う
開催招致以降、どこに行ったかわからん人たち、
「あんたら責任もって方針示さなあかんわ」

おもてなし」の人はいまどこにおんねん!





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