はじまり

１１月２９日６７日目。

例年よりも、冬がゆっくりと近づいてきている。少しずつ体が冬の環境に順応していく、なんとなく順応するまでは憂鬱に過ごす。寒いのは憂鬱だ。デスクで作業していても足が冷えてたまらない。

冬道の運転もそう。何度も運転している冬のアイスバーンとはいえ、今年初のアイスバーンの運転は神経を使った。例年、本格的なアイスバーンを運転する前に練習をするようにしている。一度、安全そうな小道で強めにブレーキを踏んでどの程度滑るのか確認する。めちゃくちゃに滑って焦る、鼓動が早くなる。ああ、そうだ、こんな感じだった。ブレーキとハンドリングのペースを調整して、国道２３２号線に乗る。

この地域で生きていくために必須な、車に乗るということ、運転をすると言うことは命がけだ。日々移動を繰り返していると麻痺しがちだけれど、生活の中にある、命の危険ランキングで上位に入ると思う。運転する皆さん、気をつけようね。

今日の一枚。初雪の農村地区。

ギリギリの気力を振り絞って、一年に一度しかない初雪の景色を撮影する。何年も続けているけれど、慣れることはなくて、しっかりとつらいんだからたまったもんじゃないな。