井中蛙の映画感想29！　2021/07/19(月) 【劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック】

【劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー ガブリンチョ・オブ・ミュージック】
　鑑賞日：2021/07/19(月)
　視聴方法：DVDレンタル

　昨日のアギト同様、東映特撮 YouTube Officialで毎週配信されているキョウリュウジャーを追っているので、流れで劇場版も鑑賞。
　
　上映当時（もう8年前・・・）はキョウリュウジャーのTV版は見ていなかったのですが、同時上映だったウィザードはTV版を追う流れで劇場版を観に行っていたため、本作も過去に一度鑑賞済みでした。
　コロナ禍以前は東映特撮の夏映画といえば戦隊の短編とライダーの長編の同時上映が定番でしたが、戦隊の方は短い時間で手堅いエンタメとしてまとまってるので、TV版未見でもライダーの前座として十分楽しめる印象があり、当時もそこそこ楽しんで観た記憶がありました。

　今回はあらためてTVシリーズを追ってキャラクターの魅力を理解した上での再鑑賞だったので、より楽しんで観られましたね。
　戦隊映画では割と定番のレッド×ゲストヒロインの恋愛模様をベースにしつつ、30分内にミュージカル要素、アクション、ロボバトル、お色気etcが詰め込まれていて、ザ・坂本浩一監督エンタメの真骨頂という感じの作品に仕上がっていておすすめの一作です。
　キャラクターの描写という点では、TVシリーズでも遺憾無く発揮されていたキング（キョウリュウレッド）の人たらしぶりやノッサン（キョウリュウブルー）の親父ギャグ描写がしっかり踏まえられていてよかったです。あとDVDに映像特典で入ってた制作発表記者会見も観たのですが、キョウリュウゴールド役の丸山敦史さんが思った以上にコミカルなキャラをされてたのが印象的でした。
　
　TVシリーズの配信はこれから終盤戦に入っていくのですが、本映画で初登場の要素も出てくるみたいなので楽しみです。
　最近の東映特撮は劇場版の要素もTV本編に取り込んでくることが多くて、本編だけしか観てない人には若干優しくない作りかな〜とは思いつつも、派生作品も含めて作品をしゃぶり尽くしたいオタクとしてはその手のハイパーリンクはワクワクするので今後もどんどんやってほしいと思うのであった。