【イナカの家と住人のこと(2024)】⑦次の進路を決める時期
前回は、
穏やかな高校生活にもどった2年生のお話でした。
3年生になり、またまた進路決め。
引越し前は4人のいとこも同じ敷地内に住んでいて、兄妹のように育ちました。
4歳はなれた姉をのぞけば私が一番上。
なのでいつも遊びの提案をするのは私でした。
そんな様子を見ていた大人達から、私は幼稚園の先生が向いていると言われていました。
私も違和感はなくそう思ってきたので、幼稚園の先生を目指すことにして研修にも参加したのですが以外にもピンとこない。
そこでその違和感を探ってみたら2つでてきました。
ひとつは、世界が小さな枠の中だったこと。
もうひとつは、向いていると言われていた時代は子供同士だったこと。もちろん今も子供は好きですが先生として接することには違うなと。
そのことに気づき進路は振り出しに戻ってしまい、そこからら意識的に自分をみることがはじまりました。
そして出てきたのが珍しくイメージ映像で、自分からの範囲で何かをしているところ。
それはすかさず『私の感覚経験箱』入りし、
自分完結のことで選ぶことにしました。
いわゆる手に職系。
手を使うことが好きでしたので、
まず出てきたのが陶芸。
幼児期いつもポケットには泥団子でしたからね。(笑)
ただ自分の芸術性のなさに不安がありお蔵入り。
じつは今も待ちの状態です…
そのあとに出てきたのは、美容師、洋裁。
美容師は魅力はありましたがハードルが高く感じ、消去法で当たり障りのない洋裁にしようと。
そんなところに、ユースホステル部入部のきっかけとなった仲良しさんに和裁の学校見学に誘われ行きました。
印象は悪くなく、なおかつミシンを使うより手を使う方が好きだったこともあり、棚ぼた式で和裁に決定。
仲良しさんと2人で同じ道に。
ただひとつ危惧することがありまして、
そこは専修学校なので平日寮生活が必須。
そこがどうなるのか・・・
こうして、
4月からは和裁士の道に進むことになりました。
長期休みにはバイトも経験し少し社会にもふれて、
高校生活は終了しました。
今日はここまで。
では、またね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?