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【ライフハック】ふるさと納税・ふるさと納税ワンストップ特例制度【自己負担2,000円を除く全額控除】

田舎暮らしをする経営戦略コンサルタントのちょーすです。

今更な情報ではありますが、意外とやっていない方が多いので、ふるさと納税についてをまとめてみました。

また、毎年12月末までがその年度の締め切りなので、これから検討しても十分間に合います。

源泉徴収票は企業にも依りますが、12月か1月の給与明細に同封されるため、12月であれば、ギリギリ年内で今年度分が間に合うと思います。

ふるさと納税

一般的にふるさと納税と言われていますが、実際には寄付行為に該当します。

一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されますが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

1月1日から12月31日の1年間にふるさと納税(寄付)を行った分が当年度の所得税の還付、翌年度の住民税の控除の対象となります。

ふるさと納税ワンストップ特例制度

ふるさと納税を行い、所得税・住民税から控除を受けるためには、原則として確定申告を行う必要がありましたが、2015年4月からふるさと納税ワンストップ特例制度が始まりました。

これは、本来、確定申告を行う必要がなかった給与所得者等については、ふるさと納税を行う際に、あらかじめ申請することで確定申告が不要になる制度です。

ふるさと納税を行い、寄付額を納付する際に、その自治体へふるさと納税ワンストップ特例制度を申請すれば、申請した自治体で処理をしてもらえるので、申請後は特段対応することはありません

ただし、適用を受けられるのは、ふるさと納税を行う自治体の数が5団体以内である場合に限られるため、納付額が高額で、複数団体に納付する場合には注意が必要です。

ふるさと納税上限額

ふるさと納税の上限額(上限額という表現は好きではないので、正しく表現すると「自己負担が最小で返礼品額が最大となる寄付額」)はその方の所得や扶養人数等によって変わります。

総務省のサイトにも全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安の早見表があり、その金額の計算については、各ふるさと納税のサイトで簡易でも詳細でも計算が出来るので、その中で欲しい返礼品や地元自治体への寄付をすれば良いと思います。

詳細計算では総務省のサイトから直接ダウンロードが出来るエクセルもありますが、個人的には楽天ふるさと納税の詳細版シミュレーターがおすすめですが、源泉徴収票が手元になければ厳しいので、源泉徴収票がなければ前年の源泉徴収票を参考するか、簡易計算で良いかと思います。

尚、前年の源泉徴収票を参考にする場合、家族構成が変更となったり、扶養家族が変更になった場合、配偶者(特別)控除等が変更となり、その場合にも金額が変更となりますので、注意が必要です。

収入が1カ所からの所得だけであれば簡易計算でも十分ですが、複数からの所得があったり、不動産所得や株式投資等をされている場合は、上限額の計算が複雑になるので、詳細計算をするか、顧問税理士に相談して頂いた方が良いかと思います。

紹介サイトの選び方

ふるさと納税の紹介サイトは有名なものだけでも十数サイトあり、運営会社や提携会社により、様々な特典があります。

マイルが貯まるサイトやAmazonギフト券が貰えるサイト等、各社のサービスは多種多様です。(逆に言えば、それだけ儲かっているのでしょう。)

様々なサイトを利用するのも良いですが、それぞれのサイトで会員登録をしなければならないため、私は基本的に集約しています。

航空会社マイルが貯まるサイト
【JAL】
さとふる
auPAYふるさと納税
ふるなび
ふるさとプレミアム
ふるさと本舗
【ANA】
ANAのふるさと納税
各種ポイント・ギフト券が貯まるサイト
【Amazonギフト券】
ふるさと本舗
ふるなび
わが街ふるさと納税
【楽天スーパーポイント】
楽天ふるさと納税
【独自ポイント】
ふるさとチョイス
ふるぽ
その他
総務省ポータルサイト
ふるさとエール

私は現在、JALのステータスがJGCプレミアで、ステータス保有中は全てのマイルの有効期限が廃止されているため、JALのマイルが貯るさとふるに集約していますが、来年度以降、ステータスが維持できないのであれば、他のサイトを利用しようと思います。

返礼品の選び方

大きく食品(特産品等)、飲料(お酒も含む)、雑貨(日用品等)、旅行(宿泊チケットや旅行券等)に分けられます。

食品で言えば、牛肉や豚肉・鶏肉等の肉類、鰻や蟹・鮑等の魚介類、マンゴーや葡萄・桃等の果物類等の日頃はあまり手を出さない高級食材が有名どころでしょうが、旬のものが定期的に送られてくる定期便もあります。

また、おせち料理もあり、正月に実家に帰省したりする際に、家族で様々な土地のおせち料理に舌鼓を打つのも楽しいです。

さいごに

私も社会人になって2年目から始めたふるさと納税ですが、自分用の狩猟ナイフや実家帰省用におせち料理等を返礼品としてもらいました。

一時期は返礼品競争となり、過熱気味の時期もありますが、元々税金としてただ納付していたものが、一部返礼品として還ってくるという認識をすれば、そこまでコストパフォーマンスを重視しなくても良いと思います。

基本は都会に出て行った方が出身地となる地元自治体に寄付をする形が望ましい形だとは思いますが、個人的には一度でもふるさと納税した自治体に対しては、「ふるさと」とまではいきませんが、多少なりとも興味関心は持つので、その後、現地に旅行したりする形で貢献するのも良いのではないかと思っています。

おわり