フリーランス成功のヒント!(一貫した実務経験×地元コミュニティで活躍する広報ウーマンSさんインタビュー)

広報の専門家としてフリーランスとなったSさんにインタビューしました。

<キャリアパス>
短大→大手化学会社(事務担当)5年→イギリスに半年滞在→写真スタジオ(広告担当)1年→印刷会社(広告、企画担当)4年→Web講座受講3ケ月→中古PC通販会社(Web制作担当)1年→広告代理店(販促、企画担当)1年→保険会社(営業)1年→工務店(広報担当)6年→40歳で広報ウーマンとして独立

<キャリアパスの解説>
短大の時から自分のWebサイトを開設し、ブログ投稿もしていたSさん。社会に出て2社目の写真スタジオで広告という業務と出会い、その後印刷会社で広告の全体像をつかみ、キャリアを重ねていく。まずは紙媒体に関わり、やがて関心はWebへ。セミナーに参加し基礎を学んだ後、中古PC通販会社で実際にWebページ作成に携わり、商品が面白いように売れていく状況を体験。興味深いのは一時期広告というテーマから離れ保険業界に転身している点。当時は「自分が心から良いと思うものだけを担当したい。現実はそうは行かない」と違和感を抱いていた。しかし保険業務をしながら、やはり「自分は広告をやりたい」「心から良いと思うものだけを広めるお手伝いをしたい」と思い直し、縁があった工務店業界(広報担当)に転身する。

<広報をライフワークにする思い>
いい会社を1社でも多く残していきたい(お金がない、ブランドがない会社を広報支援したい)

<広報とマーケティング>
広報8、マーケティング2の割合で業績につながる仕事を意識している。マーケティングは顧客だけが対象だが、広報はメディアの関係づくりや銀行へのイメージ構築など幅広く関わっていくことが特徴

<希少性は?>
中小企業向けの広報スペシャリストという存在

<独立時、やっていけそうだという思いは?>
横のつながりがあったので、ネットワークを通じて仕事をもらえそうだった

<インプット>
興味を持った本やセミナーから

<アウトプット>
・ランチ会や勉強会を定期的に開催し、広報担当者との横のつながりを通じて発信している

筆者から一言=転々としている印象を受けるかもしれないですが、キャリアパスは広告・広報で一貫性が感じられます。「希少性×ネットワーク」を活かして着実に活躍の幅を広げています。「いい会社を広報の力で残していきたい」という言葉が刺さりました。

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