見出し画像

「悲劇喜劇」2021年1月号に寄稿しました

「悲劇喜劇」2021年1月号(早川書房刊)に原稿をご掲載いただきました。特集は草笛光子さん、2020年12月7日(月)発売です。

今回、批評のコーナーに『試論・「演劇」がオンラインと渡り合うために』というエッセイを書かせていただきました。タイトルの通り、緊急事態宣言の発出後につぎつぎと生まれたオンライン演劇についての文章です。NetflixやAmazon Prime Video、そのほか群雄割拠の配信時代に、オンラインで演劇をやるということについて考えてみました。

演劇作品としては、Bunkamuraシアターコクーン『プレイタイム』と「MISHIMA 2020」より『(死なない)憂国』を取り上げています。そのほか、サザンオールスターズや乃木坂46・欅坂46の配信ライブにも言及しました。本当はOfficial髭男dismやビリー・アイリッシュ、チャイルディッシュ・ガンビーノなんかの話も書きたかったんですが、さすがに入りきらなかったので、いずれどこかで……と思っております。

思えば国内・海外文学や「SFマガジン」などをいつも拝読している早川書房さんのもと、学生時代から触れてきた「悲劇喜劇」で初めての雑誌掲載というのは、大変感慨深く、そして非常にありがたい経験でした。

演劇についての文章としても、オンライン配信についての文章としても変わり種ではないかな…と自負しております。ご一読いただけますと幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?