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「たまたま偶然」の強さ。

YouTubeを観ていたら、「結婚したいと思うパートナーと出会った」とマッチングアプリの広告が流れた。 ぼくは既婚者だけど、「結婚したい」と思ったことがない。敢えていえば、「結婚が選択肢に入る時期に好きな子と付き合っていた」となるのだけど、これがポジティブに聞こえないから難しい。

要は「たまたま/タイミング/そのとき付き合ってたから」なのだけど、つまりは「縁」とも言えるわけで。 結婚して20年経つが、ビリヤードの玉突きのように複雑に絡み合った当時の「たまたま」を今でも全部言える。偶然性の高い発端の所から。奇妙なくらい力強い推進力は波乗りにも似ている。

何を言いたいかというと、「縁とか偶然って大きな存在ですよね」ということです。ネガティブでも無視することでもなく、「そこにある」もので。ぼくたちはその中で生きている。
だから、「たまたま&偶然」を観察する/耳を澄ませるのもいいですぞ…ということなのですが、伝わる人いるかしら。

もしぼくがマッチングアプリのYouTube広告にキャッチコピーをつけるとしたら、「とびきりの偶然に出会えるかもしれないアプリ」になるなあ…と思った次第です。
ただ、「やってみたら流入が減少した!」となり得るので広告コピーって難しい。

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