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今後のWeb制作会社が求められる姿(仮)

ferret Oneから『今後のトレンド⁉︎ BtoBのサイト制作を「内製化」するメリットとは』のタイトルでメールが届く。制作会社としてすかさずダウンロード。

Webサイトの運用を完全にまたは部分的に内製している企業が全体で64%を占めており、サイトを外部に丸投げすることが当たり前ではなくなってきました。

制作会社としては「事業会社のWeb内製化」を前提として「それでも選ばれる理由」を明確にしなければならない。つまり、家でもカレーを作れるけれど、「やっぱりあのお店のあのカレーが食べたい」と求められるプロダクトとサービスとクオリティが必要になる。これは腕が鳴りますよ。

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資料を読むと『外注から内製に移行する6つのメリット』が紹介されている。視点を反転すれば「事業会社が価値を感じる/課題視している6点」ということでもある。制作会社としては見逃せない。

外注から内製に移行する6つのメリット
1. 外注コストの削減
2. 社内承認・意思疎通の円滑化
3. 思い立った施策をすぐに実行できる
4. 社内にノウハウを蓄積できる
5. 社員のスキルが上がる
6. 社員のやりがいも向上する

「外注から内製に移行する6つのメリット ≒ 事業会社が価値を感じる/課題視している6点」を圧縮すると下記になる。

  • 制作コスト(=1)

  • 施策のスピード(=2と3)

  • 学びと成長(=4と5と6)

上記の3項に応えるのが今後のWeb制作会社の最低条件とも言える。つまり支援機能が必要になる。

上記3項は「成果のために」が前提になるのは言うまではないが、注視すべきは「学びと成長」だと思っている。おそらく事業会社の潜在意識はそれを持っている。Web活用がビジネスに不可欠だと認知してきたからこそ、「自分たちで出来るようにならなければ」の希求は当然の着地で。ここは無視できない。


今後のWeb制作会社が求められる姿(仮)

  • Webを作って終わりではない

  • Web活用支援を通じて

  • 「成果」に貢献を前提としつつ

  • 「自分たちで出来るようになりたい」を支援する

「成果に貢献しつつ、学びと成長を支援する」という難しい要求に応えてこそ人気のカレー店になれる。かもしれない。


関連note

  • Webサイトに詳しい(作れる)

  • ビジネス(顧客事業と営業活動)に詳しい

  • 人の心理や行動に詳しい

上記3点はWeb活用で成果を出すために必須であり、今後のWeb制作会社に求められるかもしれません。Web活用もコンテンツ制作も施策立案もこの延長線上にあるからです。そして、事業会社が求めるポイントもこの3点の複合体のような気がしています。根拠のない只の勘ですが。少なくとも「作れる」だけだと1/3しか果たせない。

どんな未来がすぐそこに待っているのか。日々試行錯誤しながら、待ち構えていようと思います。ちょっとワクワクしますよね。

近い将来の「選ばれるWeb制作会社」


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