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「仕事のための仕事」と「目的のための仕事」

A. 仕事のための仕事をやる
B. 目的のための仕事をやる

Webの制作や活用に限らず、事業やビジネスの「成果の出し方」において、AかBかの違いがかなり大きいと思っています。Bだと日々の業務の全てが教材と実験になるんですよね。毎日テスト受けているようなものだし。だから1年の価値が全然ちがう。

成果において多くの人が勘違いしていると思うのが、「何か素晴らしいプロダクトを作れば素晴らしい成果が生まれる」という思い込みです。そんなことはほぼない。

だから、世に出して、反応を見て、思い知って、学んで、知見をためて、ユーザーフィットさせていく必要がある。これも頷く人は多いと思います。


事業で成果を出したいなら、日頃からそういう風に仕事をする

でも、実はこれはとても難しいことです。頷くだけでは実践できない。Aの「仕事のための仕事をやる」に慣れちゃっていると実際無理だと思います。そもそも頷くのであれば、日頃の仕事がBの「目的のための仕事をやる」になるはずだし。日々の仕事がAになってる時点で「できない」という自明に等しい。

結論が元に戻るようですが、結局「事業で成果を出したい」と思ったら、「日頃からそういう風に仕事をする」ことからしか成しえないと思っています。そしてそれは個人の意思や目標によるところが大きい。

どれだけ計画や体制が素晴らしくても最終的には「人」と言われる所以はそこだと思っています。日々の仕事から成果につながっている。


気持ちを変えるために行動を変える

理屈はわかるけれど、実行はすごく難しいですよね。だって人の気持ちや意識に関わる領域ですから。Web活用支援の難しさもそこにあると思っています。
人の気持ちの変えるために有効な手法をご存知ですか?ぼくは知りません。やりたくもないし。ぼくが顧客に提案できることは「行動を変えましょう」ということだけです。行動を重ねていく中で、気持ちや考え方が変化するということは体験上あります。

Web活用の初期段階では「書くこと」がとても有効です。取り組みやすいし、形になりやすいので。 「Web活用したい地方中小企業はとにかくコンテンツを書いて」と毎日しつこく言い続けている理由の一つです。よかったらお試しください。

とはいえどうしたら…という地方中小企業様用に書けない地方中小企業のための「10の社内ルール」というnoteをまとめています。よかったらご一読を。

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