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書くこと・コンテンツ

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書くことについてのnoteをまとめています。特に、地方中小企業様で「コンテンツが大切だとは思うけれど書くのが苦手で…」という方に向けて書いています。
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#web活用

書けない地方中小企業のための「10の社内ルール」

ブログやWebコンテンツを書くのが得意な企業ばかりではありません。むしろBtoBの地方中小企業は多かったりします。今までその必要がなかったから無理もなく。 ただ、時代や社会が大きく変わり、事業にWebを活用するならばそのスキルが必要になってしまった。それが地方中小企業の現状だと思います。 「書けない」問題を抱える地方中小企業「書くスキルの必要性はわかる。でもできない」 BtoBを含む地方中小企業はこの問題を解決する必要があります。 まず単純に選択肢はふたつあります。

正解をほしがる人は「失敗したくない人」

地方BtoBのWeb活用で重要なのは社内の適任者向探しです。 Web活用における適任者の流れ 苦がなく始められる(開始) そのまま続けられる(継続) 放っておいてもやる(深掘り) Web活用の担当者さんが(3)までいったら万々歳です。(1)でも恩の字です。それすら難しい地方BtoB企業は沢山あると思います。 だから、やる前から正しいフローとか整備してもあまり意味がありません。だって、社内にプレイヤーがいるかどうかも怪しいんだから。多くの地方BtoB企業にとって、上

理想形の優先順位はそんなに高くない。

Web活用支援をしている機器メーカーのA社様。Webセミナーを毎月開催し、セミナー後はレポートもメール配信。3000字超のレポートをA社の担当者様が毎回書くので大変です。でも、成長しています。 メール配信期間の変移 2年前 セミナーの一週間後 ↓ 1年前 セミナーの3日後 ↓ 今 セミナー翌日 次回セミナーの紹介&申し込みフォーム 最初はめちゃくちゃ大変Webセミナーは毎月開催しているので、レポートをメール配信する際に翌月のセミナーを案内できるのが理想です。で

「3DCG × Web制作 × 沖縄」という武器。

フリーでWeb制作している沖縄の若者が「稲田さんの話を聞きたい」と連絡をくれたので、何かお役に立つのならと一緒にお昼。 話を聞くと、個人事業主を対象にしたBtoCサイトを作っているけれど手間も時間もかかるのにスケールするのが難しいと。そうだろうなあ…おれ、BtoCは全然分からないしなあ…と思いながら更にあれこれ聞いていたら、3DCGが作れてサンプルも幾つかあると。 「3DCG × Web制作 × 沖縄」という武器 え…もうそれでいいじゃん…「3DCG × Web制作 ×

「普通にやったら挫ける」という前提がWeb活用では大切。

「Web活用について何で稲田さんはそんなに詳しく大量にコンテンツにしてくれるんですか?同業のぼくはありがたいけれど」と沖縄の若い同業者の方が質問してくれました。 一番は「自分の思考の整理のため」で、めっちゃ役に立っています。日々の発見や学びを言語化し、ストックされた思考を足がかりにWeb活用の考え方を更に深める。フレーム化していく。ぼくには欠かせない手法です。向き不向きはあると思うけど。 Web活用の挫折について意外と誰もコンテンツにしていないもう一つ、やってみて分かった

企業のWeb活用でのNG発言。あなたの会社は5%しか知られていない。

「A社さんは◯◯ロボットも作ってるんですね!って商談で驚いたように言われたんですよー」と顧客のA社さんから教えてもらう。◯◯ロボットはA社を代表する製品。顧客もそう思っていたし、Web制作を担当したぼくも勿論そう思っていた。でも、知られていない。その感じ、すごーく分かります。悲しいですよね…と互いに頷きあう。 自社や製品のことなんて「自分たちの想像する5%しか伝わっていない」と思った方がいい。マジでそう。 そもそも顧客が自分たちに興味を持っていると思うのが間違っている。顧

BtoB企業はどういうWebコンテンツを書いたら集客できるか?

「BtoB企業はどういうWebコンテンツを書いたら集客できるか?」 よくある質問ですが、これはもうシンプルに自社のプロダクトやサービスや技術について書くに決まっています。切り口が必要に応じて変わるだけで。(ユーザーの課題解決や実績、設備紹介、成果事例、お客様の声、開発インタビューなど) それをやり切っても集客できなかったら、「製品やサービスや技術にニーズがない」ということです。コンテンツのせいじゃない。 ニーズがゼロなんてことはありえないでも、そんなことある訳ないじゃ

自分の興味関心に興味を持つこと。

「継続が重要/継続できれば差別化になる」と沢山の人が言い続けている。それはつまり、多くにおいて真実である反面、いかに継続する人が少ないかの証左でもある。 継続しないのは何でかな…と考えるに、「対象への興味関心がそもそも薄い」というのはあると思う。興味がないのに「そうするべき/こうあるべき」で始めてもたいていは続かない。ましてやルールや仕組みで他者や部下に押し付けても大体は上手くいかない。興味がないことは続きづらい。当たり前な話だけど、意外とここから目を逸らしている人は多い。

Webは仕事である。コンテンツは仕事である。

おかげさまでWebサイト制作を担当させて頂いた企業様は成果が出ています。別荘建築、機器メーカー、技術系メーカー、高価格キッチン商材など業種は様々です。 どの企業様もサイトリニューアル前と比べてWeb経由での問い合わせや受注が倍増していますが、お客様が倍増した訳ではないんですよね。 存在しないお客様を生み出す力なんてWebサイトにはない ここが大事なポイントで。存在しないお客様を生み出す力なんてWebサイトにないし、魔法の杖もない。しかも、お客様に選ばれるかは企業の製品や

「コンテンツの向こう側にお客様がいる。Webでお客様と繋がれる」と実感した企業は強い。

変化を嫌う人はどこにでもいます。ただ、それは手段や選択肢の変化に過ぎないケースも多んですよね。目的は変わっていない。また、外部環境の変化で選ぶべき手段は絶えず変わります。大切なのは目的達成のために最適な手段を選べているか。手段が目的化していないか。 目的は変化しない。手段は変化する。 企業は事業を推進することが重要です。そして、Web活用は事業推進のための手段のひとつです。だから、Webだけ拡大して見ても仕方がないんですよね。釣りが上手になりたいのに、釣り竿だけを愛でたり

Web活用を始める中小企業様へ。ちゃんと褒めましょう。

ほとんどの中小企業様においてWeb活用は初めての取り組みだと思います。集客に寄与するコンテンツを書くのも、顧客にメール配信するのも、ダウンロード資料を作るのも初めてですよね。だからこそ、それにトライしたスタッフさんを「褒めること」は重要な要素です。でも、それだけだとちょっと言葉足らずだと思っています。 褒めることは大前提Web活用において褒めることは大前提です。自分ではやらないし、やったこともない上司が、上司だからという理由だけで用意した文章の重箱の隅を突くような「修正」ば