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書くこと・コンテンツ

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書くことについてのnoteをまとめています。特に、地方中小企業様で「コンテンツが大切だとは思うけれど書くのが苦手で…」という方に向けて書いています。
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#書けない

書けない地方中小企業のための「10の社内ルール」

ブログやWebコンテンツを書くのが得意な企業ばかりではありません。むしろBtoBの地方中小企業は多かったりします。今までその必要がなかったから無理もなく。 ただ、時代や社会が大きく変わり、事業にWebを活用するならばそのスキルが必要になってしまった。それが地方中小企業の現状だと思います。 「書けない」問題を抱える地方中小企業「書くスキルの必要性はわかる。でもできない」 BtoBを含む地方中小企業はこの問題を解決する必要があります。 まず単純に選択肢はふたつあります。

「勇気」について語っている本。『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』

『ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論』(千葉雅也、山内朋樹、読書猿、瀬下翔太/星海社新書) コインランドリーで洗濯しながら読みました。 めちゃくちゃ面白くて、ぼくには珍しく付箋だらけになってしまった。「書けない」について、こんなに寄ってたかって白状している本は珍しい。 ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論版元の紹介文を引用します。 正にそんな内容の本でした。 地方の中小企業に務めつつ、「書かなきゃとは思ってるんだけど、書けない」と思い続けている全

コンテンツを書く=仕事である

顧客や同業者の方から「稲田さん、めっちゃnoteとかコンテンツ書いてますよね」とたまに言われることがあります。ありがたいです。 でも、コンテンツを書くのは仕事だと思っているので、「稲田さん、めっちゃ仕事してますよね」と言われるに等しい。そう考えると、「めっちゃコンテンツ書いてますよね」の誉め言葉が少し奇妙なことが分かります。だって、仕事するのは当たり前だから。 電話やメールをしたり、客先訪問しても、ふつうは「めっちゃ仕事してますよね」と言わない。 つまり、「めっちゃコンテ

書けない大人たち&分かりづらい文章

Webサイト制作会社にいると、「テキストを顧客に書いてもらう」というシーンが日常的にあります。そして、「多くの大人たちは意外なほど文章を書けない」という事実に何度も遭遇します。小説家のような美文を書く必要はなく、「事実を・分かりやすく・他者に伝える」という素朴なことができません。 このnoteでは書けない大人の4パターンと、伝わるテキストのポイントをまとめました。よかったら皆さんの課題解決にお役立てください。 書けない大人&分かりづらい文章の4パターン 書けない大人たち

「書けない人」のメカニズムと「書くため」の解決策

企業にとって「書く・伝える」ことの重要性が増してきました。 「書く・伝える」ことはWebサイトに限らず仕事のほぼ全領域で必要とされます。 しかし、「書く・伝える」がうまくできない。 「何とかしなくては」とは思うが、「その解決策が分からない」と悩んでいる企業が想像以上に多いと実感しています。 仕事のオンライン化が進み、様々な場面で「書く・伝える」の重要性が顕著になってきたからこそかもしれません。御社はどうでしょうか? 先日、Webサイト制作の打ち合わせ中に、中小企業のA社

「書けない」「コンテンツを作れない」地方中小企業様向けのnote16記事。

地方中小企業がWeb活用に取り組む際に、「記事を書ける人がいない」「コンテンツを作る人がいない」「スキルがある人を社内で見つけられない」というテーマは根深く、大きな課題だと思っています。 Webという「箱」をそれっぽく作っても、コンテンツという「中身」についてはほとんどの企業ができていません。そして、Webサイトの主役はコンテンツです。 Webが完成したら一時的に満足できてしまうが故にあまり注目されませんが、「書ける人がいない」「社内で見つけられない」これらの課題はWeb

「迷子の文章」の解決策

この世には「迷子の文章」というものが存在します。 修飾語と接続詞が多いため一文が長いのが特徴です。Aについて書いていたのに、途中からBの話になり、道に迷う文章を指します。一文の途中で現在地が分からなくなり、迷子の感覚を味わいます。 BtoB企業の50歳以上のおじさんに多い印象です。 「迷子の文章」の解決策「迷子の文章」を解決するにはいくつかのポイントがありますが、とにかく読み返すことです。「迷子の文章」を書くほとんどの人は読み返すことなく、書き終わったら完成と思っている

読んでもらうために実は大切なスキル「文章のリズム」

あまり語られないけれど、コンテンツを「読んでもらう」ために大事な要素のひとつに文章のリズムがあります。地味だけどとても大切で。 これは体感的な領域のためノウハウ化が難しく、体得するしかありません。つまり、そのスキルを持っている人のアドバンテージは大きい。すぐ真似できないので。 文章のリズムを持っている人が、そうでないテキストを読むとすぐ分かります。リズムがガタガタで気持ち悪いからです。いわゆる悪文や分かりづらい文章がそれに該当します。 スキルを持っていないと悪文の理由が分

社員評価制度の「穴」を埋めないと企業SNSやコンテンツ作りは難しい。

『そーなんだ化学』さんTwitter『そーなんだ化学』さんを存じ上げなかったけど、最高ですね。 個人的にTwitterのBtoBコンテンツ3原則だと思っている「専門性」「読みやすさ」「切り口」が端的にまとまっていてびっくり。 「〇〇やった方がいいでしょうか?」という相談Webマーケ支援をしているとBtoB企業の顧客から、「Twitterやった方がいいでしょうか?」とたまに相談されます。 もし社内にそーなんだ化学さんのような方がいるのだったら、「1000%やった方がいいです