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【コラム】うつが回復してくると、「仕事探し」の不安が増してくる。

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うつが回復してくると、いろんな不安を感じようになります。

「再発への恐怖」「日常生活への復帰」「人間関係の構築」など、うつが回復してくると、多くの不安と向き合わなければなりません。

中でも、とくに私が不安に感じたことは「仕事探し」です。

長い間、仕事をしていないと、「自分に仕事ができるかどうか」がわからなくなります。とはいえ、仕事をしないと生活ができない。

このように、うつが回復してくると、「仕事探し」の不安が常につきまとうようになるのです。

おそらく、この記事を読んでくださっている方の中には、以前の私と同じような不安を抱えている人も多いと思うので、今回は実際に私が「仕事探し」で不安に感じたことで代表的なものを5つ、ご紹介させていただきます。

私が「仕事探し」で不安に感じたことは次の5つ。

1. 適応への不安
2. 面接や採用試験
3. 就職先の選択
4. 経済的不安
5.他人の評価

1つずつ、みてまいりましょう。

1. 適応への不安

長期間仕事を離れていた場合、新しい環境や業務内容に適応できるかどうか心配になることがあります。以前のようにパフォーマンスを発揮できるか不安になることもあります。私は周りの環境に適応するまてに時間がかかるため不安は大きかったです。

2. 面接や採用試験

面接や採用試験を受ける際の緊張や不安が大きくなることがあります。特に、過去のうつの経験について質問された場合に、どう答えれば良いのか悩むことがあります。私の場合、とりあえず過去の病歴は隠すようにしてました。

3. 就職先の選択

自分に合った仕事や職場環境を見つけられるかどうか不安になることがあります。過去の経験から、自分に合った職場環境や業務内容がどのようなものかを見極めることが難しいと感じることがあります。私は営業が合っていると思い、就職先の選択は営業職ばかりを選んでいましたが、毎回ダウンして退職するハメに。最近になって気づいたのですが、私は営業のような人と多く接する仕事はストレスをため込むため、不向きでした。

4. 経済的不安

就職が決まらない期間が長引くと、経済的な不安が増すことがあります。収入の不安定さが精神的なストレスを引き起こし、再びうつ病の症状が悪化するのではないかという恐れがあります。うつが回復してくると、経済的不安と真正面から向き合わなければならず、メンタルが不安定になることが多かったです。

5.他人の評価

新しい職場での同僚や上司の評価が気になることがあります。特に、過去のうつの経験を知られることで、自分がどう評価されるのか心配になることがあります。実際に私は社会復帰を目指してヘルパーの仕事についたとき、精神科入院歴があることを理由にクビになったことがあります。他人に評価は人それぞれだし、うつに対する偏見は少なくなったとはいえ、まだ見受けられるようなので気をつけてくださいね。


▪️おわりに


これらの不安に対処するためには、カウンセリングやサポートグループを利用することが有効です。

また、段階的に仕事に慣れていくために、バイトやボランティア活動から始めるのも一つの方法です。

人生に「遅すぎる」ことはありません。私は40歳手間からバイトで仕事を始め、社会経験を積みながら今に至ります。

うつが回復しても、1つずつ不安を取り除いていくようにしてくださいね。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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うつぬけマン


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