「メンタル病むと、昼夜逆転する」の本当とは?
メンタルを病んでいると、昼と夜が逆転することがよくあります。
これは、ただ単に生活リズムが乱れるだけではなく、深い心理的な理由が隠れています。
私は28歳のとき、メンタルを病み、昼夜逆転の生活を送るも何とか克服し、その経験を伝える講演活動をしています。
この記事では、そんな私が「メンタル病むと昼夜逆転するの本当の理由」について、考えてみたいと思います。
昼夜逆転の裏にある「静かな環境を求める心」
メンタルが辛いとき、夜更かしをしたり、昼間に眠ってしまったりすることが増えるのは、よくあることです。
昼夜逆転が起こる理由の1つとして、「静かな環境を求める心」が挙げられます。
日中の喧騒や人々の動きが少ない夜や早朝の時間帯は、静寂が訪れ、心が落ち着きやすくなります。
この時間に、やっと自分自身と向き合うことができると感じる人も多いでしょう。
束縛されてきた幼少期の影響
特に幼い頃から厳しく管理されていた人や、自由な時間が少なかった人にとって、自分の好きな時間に行動できる深夜や早朝は、心が解放される特別な時間です。
昼間の忙しさやストレスから解放され、誰にも邪魔されずに自分のペースで過ごせることが、心の安らぎを感じる瞬間となるのです。
日中の雑音から逃れるために
日中は多くの人が活動しており、社会の喧騒や仕事、学校などのプレッシャーが絶え間なく続きます。
このような状況では、心が落ち着く場所を見つけるのが難しいと感じることがあります。とくにメンタルが不調なときは、こうした外部の刺激がさらに負担となり、心身ともに疲れてしまいます。
そのため、静かな夜間に活動することで、日中の雑音から離れ、自分自身を守ろうとする心理が働くのです。
生活リズムが乱れることでの悪循環
しかし、昼夜逆転の生活が続くと、さらに心と体に悪影響を与えることもあります。
昼間に眠って夜に起きる生活を続けると、社会との接触が減り、孤独感が増すことがあります。
さらに、日光を浴びる時間が減ることで、体内時計が乱れ、さらに気分が落ち込むことも少なくありません。
メンタルの回復には「光」と「規則正しい生活」が必要
メンタルを回復させるためには、光を取り入れることと、規則正しい生活を心がけることが重要です。
とくに朝日を浴びることで、体内時計がリセットされ、気分もリフレッシュされます。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつ起床時間を早め、朝日を浴びる習慣をつけることで、心身ともに良い影響が現れることがあります。
まとめ
「メンタルが病んでいるから昼夜逆転してしまう」と自分を責める必要はありません。
なぜなら、静かな環境を求める自然な心の反応だからです。
しかし、長期間その状態が続くと、さらにメンタルや体調に影響を与えることもあります。
少しずつでも生活リズムを整え、自分自身を大切にすることで、心が少しずつ回復していくでしょう。
昼夜逆転に悩んでいる方も、焦らずに、自分のペースで進んでください。
そして、誰にも邪魔されない静かな時間が必要なことを認めつつ、その中でも自分を少しでも労わる方法を見つけていくことが大切なのです。
うつぬけマン
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