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「うつで不眠」がスーッと楽になれる耳ツボ


どーも、うつぬけマンです。

うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。

また、私のうつぬけエピソードはドラマのモデルになりました。

▪️「はじめまして」のあなたへ

▪️noteメンバーシップ「うつぬけ大学」

今日はいつもと趣向を変えて、私がうつで不眠症に悩んでいた時に助けられた「耳ツボ」についてお話しします。

誰にでも簡単にできる方法なので、うつで不眠に悩んでいる人は、よかったら最後までご覧くださいね。


▪️なぜ、耳ツボで不眠が解消できるのか?

結論から言うと、自律神経が整える効果があるからです。

自律神経とは、私たちの体の働きを自動で調整してくれる神経のことです。交感神経は「オンモード」で、私たちを活動的にしてくれます。

一方で、副交感神経は「リラックスモード」で、休息や消化を助けてくれます。

この二つがバランスを取ることで、私たちは健康に生活できるのです。

しかし、現代社会ではストレスや不規則な生活が多く、自律神経が乱れてしまうことがあります。

それが原因で、私のようにうつになり、不眠に悩まされる人も多いと思います。

私の場合は、夜中に何度も目が覚めてしまい、翌日も疲れが取れずに苦しんでいました。

そんな時、知ったのが「耳ツボ」でした。

耳には多くのツボが集まっていて、それらを刺激することで自律神経を整える効果があるのです。

今回、ご紹介する「神門(しんもん)」と「心(しん)」というツボは不眠症に効果的なので、うつで夜寝られない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

・神門(しんもん)と心(しん)


神門
(しんもん)耳の上部にあり、自律神経をつかさどる視床下部に働きかけるツボです。これを揉みほぐすと、リラックスモードに導かれやすくなります。

同じく(しん)は耳の中心部にあり、神門と同様の効果があります。

刺激の仕方

  1. 人差し指の先をツボに当てます。

  2. 気持ちいいと感じる強さで1〜2分間、押しながら揉みます。

注意点

  • 温かい手で行うことが大切です。冷たい手で行うと効果が半減してしまいます。マッサージする前は手をこすり合わせたり、指先をお湯につけるなどして温めるようにしてくださいね。

▪️私が実際に救われた体験

夜、布団に入っても目が冴えてしまい、眠れない日々が続いたので、耳ツボマッサージを始めてみました。

最初は半信半疑でしたが、続けるうちに徐々に効果を感じ始めました。

とくに、神門と心のツボを毎晩揉むことで、リラックスできるようになり、深い眠りに入ることができるようになったのです。

もちろん、病院で睡眠導入剤をもらって服用していたので薬の効果も否めません。

しかし、この方法が有効であることを裏付ける研究もあります。

ある論文では、耳ツボ療法が不眠症の改善に効果的であることが示されています。

この研究では、耳ツボを刺激することでリラックス状態が促進され、睡眠の質が向上することが確認されています。

・毎日の習慣に取り入れてみて

一日の終わりに、オンモード(交感神経優位)のスイッチが切れず、眠れない夜が続くことはありませんか?

そんな時には、耳ツボマッサージを毎日の習慣に取り入れてみてください。

おやすみ前の数分間、耳のツボを優しく揉むだけで、深い眠りが得られるようになれます。

この方法は特別な道具も必要なく、誰でも簡単にできるので、ぜひ今日から試してみてください。

私が救われたように、あなたもきっと快適な睡眠を手に入れられるはずです。

とはいえ、夜寝られない日が続いて日常生活に影響がでるような人は早めの受診を、おすすめします。

あなたがリラックスして、心地よい眠りにつけるように、心から願っています。

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うつぬけマン

参考:Wang SM, Kain ZN. Auricular acupuncture: a potentially useful treatment for insomnia. Anesth Analg. 2001;93(5):1177-1179)。

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