歌の備忘録2022年2月



 現在毎週ライブをさせて頂いている。

常に研究し変えていっているので、歌っているときの感覚はどんどん変わっていく。
なので、その都度その都度書き記しておいたら後の何か判断材料になると思い、書き記してみることにする。


2022年2月後半

引き算を意識し始めた。
常に呼吸が浅くなっている事に悩んでいたが、そこだけ意識すると逆効果だったので、他に目を向け、呼吸の深さを結果にしようと思う。

マイクと唇のもっと手前で言葉を落とすように、
コントロールがききづらくならない範囲の中で息の尖端を強く押し出すような感覚。
コントロールがききづらくなるラインまで留めることはある種恐ろしい事に思えていたが、ある日の満身創痍で行ったライブでその行為への印象が変わった。

舞台上における立川談志さんの落ち着き様か、虚無に近いくらいに胸の感覚を下げると、
理由はまだ解明できないが、胸がざわざわした。心地の悪い方のざわざわではない気がしている。
※デメリット パワーが下がる。シャウトにならない。後のり。声が普遍的。



言葉の表現、メンタリティに関してはその日その日によりかなりムラがある。曲にもよる。
こちらは言葉より実際に現場で受け取って感じて欲しい。
メソッド的感情や、情景、匂いや慈しみや感覚、その詞の言葉の感情を詰め上げるとき等複数の物がある。
イマジネーション。
甲本ヒロトさんは『気持ちを真似するんだ』と仰っていた。
今後もたくさんの微量に差がある感情を宝にしていきたいと思う。


備忘録。

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