見出し画像

過去に戻りたいと思う事

こんにちは、イナと申します。
2019年にADHD、双極性障害と診断され、病気と付き合いながら過ごしています。

皆さんは「過去に戻りたい」って思った事はありますか?
私は良くあります。

双極性障害が発症したのは社会人2年目の頃。
社会に出たことが発症のトリガーでした。

学生の頃はこれといった責任感もなく、気楽に過ごすことができていたため、非常に楽しかった記憶があります。
しかし、双極性障害の気質、またADHDにより、周りに迷惑を沢山かけてきました。
当時の友達に放った何気ない一言や、言われた事。
5年以上たった今でも鮮明にフラッシュバックします。
「なんであんなこと言ってしまったんだろう」
「なんであんなことしてしまったんだろう」
「あのときこうしていればなぁ」

「過去に戻ってやり直したいなぁ」

鬱状態の時は、このようなことばかり考えてしまいます。無意味とはわかっていても、気づけば過去のことばかり考えてしまいます。

鬱の時は、とにかく自己肯定感を下げるようなことばかりを考えてしまいますね。
過去の否定、周りとの比較など。

今考えれば、学生の頃は躁状態だったのかもしれません。
躁状態だから、あんなに楽しかった。
何もかもが希望に満ち溢れていて、毎日が楽しかった。その分気が大きくなって、友達に迷惑をかけた。
躁状態の楽しい思い出と、過去の後悔。
戻れない過去
これらが私の鬱の根源なのかもしれません。

双極性障害の人にとっては、低め安定が本来の自分です。もし過去に戻りたい人がいるなら、以下のことを心に刻んでほしいです。

「過去があって今がある。今いる友達や親、彼氏彼女、配偶者、職場の人たちは、双極性障害の自分を受け入れてくれたかけがえのない存在。大切にしよう。
また今の自分を作ってくれた過去の自分にも感謝を。あなたがこれまで歩いてきた道は決して無駄じゃない。過去に戻りたいと思うのは、成長した証。
当時出来なかったことも、今のあなたなら出来るということ。

今生きているこの瞬間も、必ず過去になっていく。
過去を変えたいと思うなら、今を変えよう。あなただけの人生を精一杯楽しもう。」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?