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【退職エントリ】5年半勤めた地方中小を辞めました

これが俺の……退職エントリだァアアアァァァーーーー!!!

はい

というわけで、2019年11月30日付で大体5年と半年勤めた会社を辞めました。
色々と言いたいことはありますが、ざっくりしたためていこうと思います。

ちなみに書きはじめた時(11/30 23時くらい)から普段呑まない酒を入れながらやっております。勢いをつけて文章をぶちかましていこうという形です。ちなみにBGMはHIPHOPです。

どんな仕事してたか

地方中小企業(電気系)の営業をしていました。
会社としての営業先は主に工場です(設備系やね)

しかし自分は入社当時から3年くらい、太陽光発電設備の営業とか現場調査とか雑務とか諸々をしていました。図面なども描いた。
その頃の部署は上司のワンマンチームといった様相で、自分含め部下や事務方は「言われたことをやっとれ」という感じです。なおかつ「個人でも営業して仕事取ってこい」という感じでした。

この上司が大分オラオラ系で、自分に都合のいい方向に話を持っていき、部下からの異論反論は一切受け付けないというタイプでした。要するにパワハラ系ですね。

なので離職率が高く、何で俺が辞めなかったのか、会社でもプライベートの友人の間でも疑問符しか出ていなかった感じです。いやマジで何で辞めなかったんだろうな。

自分が辞めるまでに先に辞めていった人たち

①入社時、配属される部署の立ち上げを機に営業に転じたエンジニア
同い年の人でした。何を思ったか技術部からの転属を希望して新部署で営業になったそうです。今振り返ると正気か?って思う。
ただ弊社は技術部も相当に相当な環境らしい。

入社当時に色々と仕事のやり方(というより会社全体の部族的な風習)について教わり、大分世話になりました。同い年ということもあり話しやすかった。しかし半年くらい経ったら前述の上司に嫌気が刺したようでスゥーッと辞めていきました。

②結婚してから1ヶ月で辞めた謎の男
①の人が辞めてから2ヶ月くらいで中途採用された人。歳上だったので仕事を教える僕としても大変やりづらい。どうも前職でも営業マンをしていたらしいが、上司とのウマが合わなすぎて(部族の風習に馴染めなさすぎて)苦戦しまくり都合半年で辞めていきました。
そんな彼は4~5ヶ月くらい経った頃に結婚する旨を報告してきます。
彼の結婚式には僕だけじゃなく上司、その上の上司、役員、社長と錚々たる面子で参列し、賑々しく執り行われました。

が、その後1ヶ月くらいした辺りで急に「有給休暇もなにもいらないから今日限りで辞めさせてくれ」と偉い人に談判、即日姿を消しました。
一体なんだったのか。

彼が姿を消した翌日以降の自分の仕事は"引き継ぎ一切なしで放り投げられた彼の各種案件の処理"でした。
情報がなさすぎてお客さんに「どんな状況でした?」と聞く体たらく。

更に"客先に対して出していた見積の金額が原価そのまま"という案件も発覚し事後処理に追われるなど色々ありました。今どこで何してっかわからんけど顔見たら一発くらい殴りたいですね。

③伊藤の勤労意欲が9割減した伝説の男
会社として別部署で担当してた客先に勤めてた人が中途採用されてきたそうな。バリバリの体育会系だったそうで「気合と根性があるだろう」と前2人を鑑みて偉い人が採用を決めたらしい。ちなみにこの人も歳上で僕は相変わらずやりづらかったです。

が、いざ蓋を開けてみるとこれが大変な人材であり。
"客先訪問で喋ることに躊躇はないが知識が絶無で話ができない"という「マジかよ」状態でした。いちおう申し上げると教育はちゃんとしました。

上司から激詰めされる毎日に疲れたのか営業に出ることもなく、ネサフして昼過ぎには船を漕ぎ始める日々を送り、それでまた詰められるというループを繰り返し、1年半くらいで会社を去っていきました。
(隣のデスクで図面描いたり書類作ったりしながら見てたら本当に毎日そんな感じだった)

とある日、車で同行中に「Mさん(仮名)、いま給料ってどんくらい貰ってるんすか?」って賃金の話をしてみたら「手取り○○万くらいかなw」と
伊藤の手取りより数万高い額が飛び出しました。

前 述 の 働 き 方 で ! ? ! ? ! ? ! ?

お前上司に詰められるのが仕事なのかと口から出そうになりましたが耐え、普通に仕事をしてはいたものの、その時点でだいぶ"萎えていた"のは事実。

どうも賃金が完全に年功序列らしく、仕事の成績やら何やらと賃金は完全に切り離されていることが発覚。
自分の目からだけでもなく、社内の誰と話しても「Mくん仕事してんの?」みたいな話題になるような人が自分より高い給料貰ってヘラヘラとしてるのでバカバカしくなりました。

④事務員として来ていたパートのおばちゃん
上司のセクハラに耐えきれず1人は半年、その後に来た人は3ヶ月で辞めていきました。部署の人数が少なく事務方も1人しか置いてなかったため、採用活動中は伊藤が事務も兼任していました(労働時間アップ、仕事量アップ、給料キープ、営業として求められる結果量キープ)
その後来たパートの人は今も会社にいます。忍耐力がヤバい。

⑤蒸発したパワハラ上司
前述の通り様々な人間を葬り去った上司ですが、ふとした拍子に伊藤が別部署に転属となり一旦離れました。
はーやれやれと思ったのも束の間、前部署が様々な問題から部署の体を成さなくなり、伊藤の転属後の部署に合併、また上司になりました。悪夢か?

とはいえモーレツ系を貫き通し数年、未だ暴君ではあったものの、問題行動を複数起こし本人も相当な詰めを食らったらしく、多少おとなしくなっていました。
で、転属後の部署で伊藤が取り掛かってた仕事に首を突っ込んできて、現場の定例会議に同行するとかなんとか言い出したので一緒に行きました。
「これからは俺もこの案件に関わっていくから、しっかりやっていこうな」
と言い放った数日後に蒸発し、突如として会社に来なくなりました。
(仕事に使うという名目で繋がりを作られた私用LINEも消えていた)

会社全体で対応に追われたんですが、伊藤はまたもや"引き継ぎ一切なしの案件の対応"に追われる羽目になりました。なんで?

他にも色々あったんですがここらでやめておきます。

何故辞めたか

まあ人間関係ですよね。(身も蓋もない)
っていうか上司がキツい人間すぎたよね。最後の最後まで割を食わされて腹いっぱいでした。

前述の上司が蒸発して事後処理に追われていた頃に「なんで本人を探さないんですか」って偉い人に聞いたんですが「そうは言っても、いなくなったもんはしょうがないだろう」で終わり、たいへん納得のいかない状況でした。

偉い人たちはある程度の事情を知っていたらしいんですが、下々の社員には一切の情報公開がされず、大手企業のような秘匿っぷりにむしろ関心しました。というか、上司が担当していた客先と自分が話する時に上司の消えた理由を一切説明できなくて困ってたので、そこらへんの対応方法という意味でも偉い人から適切な説明(対外的な話の仕方)は欲しかった。その意図まで踏まえて聞いても「いなくなったもんはしょうがない」で終わったので、無理だなぁ~これは無理だ!となったのが理由の1つ。

賃金などもあり、色々と思う所が増えすぎたし、自分も当年28歳となり、そろそろ三十路という節目があり
またその頃にはM@STER BOWLというアイマスアニクラで主催や運営陣との距離が近くなったり、同人活動を本格的に再開し、本をいくつか作って、それなりに反応などをいただけたり、絵で金を貰えるようになったり、少しずつではあるけど"自分のやりたかったことがやれて結果がついてくる"ようになってきたので、ここらでキャリアチェンジもしてみようかなあというのがもう1つ。

あと単純に営業向いてねーわという確信を得ました。
これが理由として大きい。

辞める予定の日から4ヶ月延びた

なんやかんや退職届を4月くらいに出しました。
理由としては「他にやりたいことがある」という月並みなもの。
実際そうだし。

で、退職日を7月31日で申し出ていたんですよ。

ここで冒頭に戻っていただきたいんですが、11月30日付で退職致しました。

教授、これは一体!?

というのも、退職届を出した際に取り掛かっていた案件があり、これが退職日までに片付かない案件だった為に引き継ぎ必須だったわけです。
これについて僕は「ある程度の目星がつくまではやっていきます。筋道つけて他の人が現場やるだけにすれば大丈夫でしょう?」と宣言します。
これが悪手だった。

各種客先の引き継ぎなどに際して別部署との打合せも行われたのですが、上述の案件だけ誰も引き継ごうとしない。

というわけで結果的に現場が終わるまで会社に居続ける羽目になりました。
その間ざっくり4ヶ月。

「話が違うんじゃねえすか」と恨み節をこぼしながら対応し続け、会社への忠誠心が既にない証として髪を切らずに伸ばし続けた結果、現時点でラッパーのR-指定氏よりちょっと短いくらいの長さになりました。

7月末退職の目論見としては
1.秋口の転職需要による求人増(という現象があるらしい)に合わせる
2.1ヶ月分くらいあった有給休暇を消化して夏コミ原稿をこなす

という2点がありました。夏コミ原稿は特に重要でした。

結果的にその目論見は全て崩れ、夏コミには想定していた原稿が間に合わず、急遽別の新刊を作成し頒布するという事態を招きました。
(詫び新刊って未だに生み出した自分も理解に苦しむワードである)

というわけで転職の時期すら逸した伊藤の未来は如何に!?

To be Continued!!

今後の予定~ロード・オブ・ザ・転職~

このエントリ書いてる間に日付変わっちまったので無職です。
俺が静岡のプーさんだ道を開けろ。

はいそうです、次の職は決まっておりません。

実家住まいなので目線が痛い。

当面は就職活動を第一にしていく感じでいますが、
まず"自分に何ができるか?"をまったく自覚できずにいるので、
そこから手を付けないといけない。

もはや前職と化した前の会社での仕事は、お世辞にも自己肯定感を育める仕事では無かったので、色々な雑務をこなしたのでいろんなスキルがふんわり身についているはずなのに、何ができるかと聞かれると答えが出てこない状態です。
これはなんだ、カウンセリングとか受けりゃいいのか。
(心療内科には通っているが特に効果がないです)

やれる事とやりたい事をまとめないことには転職活動でのアピールも出来やしない。
個人的には趣味で今やっている絵やデザインでうまいことお金を稼げるようになれるのが一番の理想ではあります。
(skebやらfanboxやら始めりゃいいんじゃねえかとは思うけど、何一つオファーが来ないとそれはそれで怖い)

まず冬コミの原稿とかやります。

自己肯定感が終わりすぎてる話は脱線するので別の記事を書きます。

最後にお知らせです

冬コミは12/30(月) 南2 コ-42bです。
夏コミで出せなかった本と、もう一冊出します。
出すったら出すんだ。

あと、来年3月にまたDJで出ます。
その頃まで無職ではない……と思いたい……ですね……

執筆時のBGM

TOKYO'S FINEST - Zeebra
話半分 - 般若

最後の最後に

金のNASA✋

というわけでなんか自分のスキルを活かしてお金を貰えるなんかをやっていこうと思います。
(ここnoteにも下にサポートとかいう課金の仕組みあるんだよなとは思った)

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