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あのころ
2018年7月25日 01:16
今の生活が普通ではない。「普通」とか「まとも」といった言葉を嫌う人もいるけれど、一定数の人間に囲まれ、ある程度の長さ生きていれば、必要な普通というものは存在する。睡眠不足であったり、人との会話が少なかったり、いらいらすることが多かったり。場当たり的に過ごしていると、そういう時期が訪れるのは至極当然ではあるが、その報いとして、ニキビが増えるとか咳が止まらないとか耳鳴りがするとか、体に異変が現れる
2018年7月4日 19:35
つづき。走るのが得意だったからスポーツを好きになったのか、スポーツが好きだったからそこら中を走り回っていたのか。幼少の自分の気持ちなど今となっては思い出せない。幼稚園の文集にはサッカー選手になりたいと作文を書いた。そこに父は、あたかも応援しているかのような愛のあるコメントを書き添えていたのだが、小学校のときにはその作文を読み返し自分では無理だよと鼻で笑っていた記憶がある。その頃には才能のなさ
2018年7月3日 20:22
サッカー日本代表がベルギー代表に2-3で逆転敗けを喫してから半日が経った。美しい2本のシュートで掴みかけた夢が、一瞬のうちに手から消えていく。この手はもっと強く握れなかったのかと、代わりに得た無念を握りつぶそうとする。選手の悔しさは自分のそれとは比べられないほど大きいのだろう。スポーツ選手になりたい。大人になってもそう思うことがある。その一瞬、その人間にしかできない身体の動き。その刹那性と