ありとあらゆるものを練り物にする街
こんにちは
春の嵐の中、まだあたたかいこたつの中からお送りします。
本日はこの話題でお話ししていきます。
私はひとり旅がとにかく好きでした。
特に予定を立てずに知らない土地で時間を感じるという行動が好きです。
なんとなく地図は確認せずに人が歩いている方に一緒に歩いていったり
いい匂いがする店に入ってみたり、どこにいくかはわからない電車に乗ってみたり、好奇心に応じて気ままに街を歩くのが好きです。
馴染みのない方言を聞き初めてみる食べ物を食べると自分が当たり前に生きてきた世界は私の中の当たり前の一部だったんだな。と感じることができました。
私以外のみんなにはみんなの中の当たり前があって、
「そんなこともわからないの?当たり前のことでしょ」の裏側の世界を
感じることができました。
環境が山梨に近いのに人間性や街づくりのスタンスが違うなぁと感じて大好きになった街があります。
愛媛県の道後温泉エリアです。
山梨で生まれ育った私は、海の近くで生活する経験はないので
どのお店に入っても新鮮な魚が食べられることに感動しました。
はぎの肝寿司にも大感動でした。
道後の女性はハキハキと元気でストレートな物言いで
面白く魅力的で関西に近いような方言を話す美人にたくさん出会いました。
男性は物腰柔らかく優しいけどしなやかな強さがあって頼りになる人にたくさん出会いました。
私が出会った商店街やまちの人からの印象で、全員が全員そうではないということは大前提ですが、活気をとても感じた街でした。
完全な観光地ではなく、日常生活に観光が混ざり合うような不思議な感じで
温泉施設とデイサービスが合体していたり、普通に暮らす人の中に観光客が一緒にいるような外からくる人も中で生活している人も分け隔てなく
街を愛しているように感じました。
宿泊はいつも節約と情報収集のためにゲストハウスにしていました。
道後で宿泊したのはこのゲストハウスでした。
ゲストハウスは旅人ウェルカムなだけあっておもしろ情報もたくさん集まってくるので街でひとりで探しただけじゃわからないことも知ることができて
最高に充実した夜の時間を過ごせました。
愛媛の特産品じゃこ天をその日初めて口にしました。
しかもじゃこ天に衣をつけてこんがりあげた
じゃこカツで食べました。
揚げたてだったこともあり本当に絶品で私はこの世の練り物を
全てカツにして食べたいと願うほどでした。
街に住む人、観光に訪れる人、もともとあった街並み、新しい名所、
いろんな時代や文化が混ざり練った上に、サクサクにしたじゃこカツのような旨味がある街だなと思いました。
出会ったみなさまと土地に感謝しまた遊びに行く機会を作ろうと思います。
ぜひぜひ行ってみてください。
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