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二十一 田舎で育った東京暮らし

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二十一 田舎で育った東京暮らし

最近の記事

お疲れ様です

好きなテレビ番組の中に「サラメシ」がある サラリーマンの人たちが豪快に麺をすする姿が好きだ お勤めの方 ご苦労様です。 決まって頼む半チャーハン 中華そば。ラーメンなのになんで蕎麦?小さい頃からの疑問 隣の席に運ばれてきた熱々の五目チャーハン 湯気がもくもく その瞬間、五目チャーハンの主は勢いよく立って席を外し、店を出た 会社からの電話だろうか。 ドア越しに見える姿 日本人は電話をしながらもお辞儀をする 電話の相手にお辞儀は見えないものの、何故か頭を下げる 謙虚な大人っ

    • 強引さと引き換えに

      下着屋に彼氏を連れてく女 どういう感情なんだろう 恥ずかしくないのかな 私だったら他人の目を気にしてしまう 「黒と赤どっちがエロい?」とか「レース付いてる方が好き?」とか彼氏の好みを探りながら新しいのを買うのかな そう考えたら、その空間では2人だけの会話が成り立ってて凄く素敵だと思えてきて どういう下着が好きか事前に下調べするより、下着屋に連れてくくらいの強引さが羨ましい

      • 知り合いの知り合いが占いできるから占ってもらった

        朝はテレビの占いをみるのが決まり。 別に1位だからと言って最高だった日は多くはないし、最下位でも笑って過ごす日だってある。なんならラッキーアイテムなんて忘れる。 それでもam6:58は占いを見る 占いを信じるタイプだけど誰かに占ってもらったのは初めてだった。 「名前と生年月日を教えてください」 胡散臭いと思いながらも個人情報大公開! 結果はと言うと、私の性格とか周りの環境とか全てが当てはまるものだった。 「温厚で正義感が強いのは周りの人のおかげ」 「たまにとんでもなくデカ

        • 3回振られたスマホを下取りに出しました

          重い腰がようやく上がった 3年2ヶ月使っていたのを やっと新しいものに変えた 私の中では本当にやっとのことだった 変えたと言うよりかは、 手放したと言う表現が合っているかもしれない あれで何枚写真を撮っただろうか あれに何回起こされただろうか あれから流れる音を何回楽しんだだろうか あれで何回彼氏に振られただろうか (てか、振るなら電話じゃなくて直接言えや、 元カレたちよ。 高3の夏休みから今日まで苦楽を共にしてきた 「下取り出しますか?」って店員さんに聞かれ

        お疲れ様です

          幸せなため息

          「ため息なんかついたら幸せ出ていくよ」 中学生の頃、隣の席の男の子に言われた一言 今でも彼の一言に縛られているかのように ため息をついてしまった後はハッとして、 幸せを身体に戻す癖がある けれども最近気づいたことがある 私はため息をついている訳ではない 匂いに敏感なのだ (そりゃあ人間、思いっきり息を吸ったら 思いっきり吐くようにできているからね) 私のため息は目の前の季節を楽しんでいる証拠かもしれない

          幸せなため息

          可愛い彼女になりたい(定期)

          最近朝晩冷えますね 寒くても半袖着て布団に包まりながら寝るの好きな人🙋🏻 絶対気が合う 包まるで思い出した 彼氏のおっきめのスウェット着る系彼女 必殺技は萌え袖と短パン 女の私でも抱きしめたくなる そんで同じ布団に包まりたい 欲を言えば、そのままベランダに出て 寒い寒い言いながら、 キンキンに冷えた缶チューハイを呑みたい 冬は寒くて嫌いだけど、 女の子が1番あざとく生きれる季節だと思う

          可愛い彼女になりたい(定期)

          2人を乗せた車は廃車になった

          彼の助手席が好き ただの"隣"ではなく、「助手席」 付き合っていた当時は私の特等席だった (ああ、独占欲湧き出てるなぁ) お互いが好きなバンドの曲を流しながら 高速道路を走る こんなに幸せな時間はあるだろうかってくらい 大好きな空間だった 彼との旅先は、決まって車で2時間かかる場所 私はその度にプレイリストを作っていた 「この曲今の私たちにぴったりだな」 なんてニヤニヤしながら曲を並べてく たまらんよね、あの時間 苦手な荷造りも朝飯前だった 大学を卒業して引越すタイ

          2人を乗せた車は廃車になった

          あの日の夜

          4か月前の夜のこと 年上の彼氏に振られた ずっと強がってた もっと会いたかったし もっと愛して欲しかった 背伸びをして言えなかった本音が山程出てくる 「嫌いになった訳じゃない」 いやいや、うるせえよ、冷めたってハッキリ言えよ 振られた女のラベルを貼って生きる私 でもね聞いて あなたと別れてから毎日楽しいの 将来のことを考えたらワクワクするし 新しい出会いもたくさんある 恋人がいるときのひとりは「一人」 恋人がいないときのひとりは「独り」 なんて聞いたことがある

          あの日の夜