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【びわ湖キャリアチャレンジ2022】DAY3/ワークショップ3 開催レポート

こんにちは。インパクトラボの中西です。

2022年7月29日(金)、滋賀県守山市内のコワーキングスペースFuture Lab.にて「びわ湖キャリアチャレンジ2022」のワークショップを開催しました。

「びわ湖キャリアチャレンジ」は今年で3度目の開催となる、高校生を対象とした起業家育成プログラムです(前年度までは「もりやまキャリアチャレンジ」という名称でした)。地域の魅力・問題発見を行い、社会課題解決に向けたビジネスプランを作り、ピッチイベントで発表を行います。大学生・起業家・金融機関等による丁寧なフォローアップを受けながら、「起業家の集まるまち守山」を実感し、起業をキャリアの1つとしてもらうことを目指しています。

びわ湖キャリアチャレンジ2022 特設HP


ワークショップ|ビジネスプランの作り方

DAY1では、ビジネスプランとして取り組みたいテーマの生み出し方。DAY2では、DAY1で生み出したアイデアをもとに取り組みたい問題の解像度を高めていき、より具体的に考えていきました。

講師の藤本さん

DAY3では、日本政策金融公庫 京都創業支援センターの藤本 聖さんを講師にお招きし「ビジネスプランの作り方」をテーマにワークショップを行いました。

想定される顧客や販売方法、収支計算の方法など、ビジネスプランを実現する上で必要な知識について学びながら、様々なワークに取り組みました。

ワークに取り組む高校生とアドバイザー

ワークショップでは、以下の4つのステップでビジネスプランを構築していきました。

1.顧客を絞り込む
まず「誰に売るのか」をしっかり決め、ビジネスの全体像をイメージしていく必要があります。
ワークでは、高校生をターゲットとする場合、どこに住んでいる高校生なのか、どんなライフスタイルなのか、と段階を踏んで絞り込んでいくことで、ターゲットとその市場規模を明確にしていきました。

2.競合を調べて自分たちの商品・サービスの強みを見つける
次に、自分たちのビジネスと競合となりそうな商品やサービスを調べました。販売方法や宣伝方法まで調べ、競合商品の方が優れている点と自分たちのほうが優れている点をまとめました。

3.経営資源・課題を明らかにする
ここでは、ビジネスを実現させるための課題と解決策について考えました。サービスの開発・製造、サービスの販売・宣伝、会社の経営の3つ視点から、それぞれ人・技術・設備・お金について必要な経営資源を考えることで、課題を明らかにしていきました。さらに、課題の解決策まで考えました。

4.収支計算
最後に、どれほどの利益が出るのか売上高や人件費、経費などの計算方法を学びました。

今回のワークショップでは、ビジネスプランとして重要である「マネタイズ」について学びました。顧客を絞り込むことや競合を調べていくことでアイデアがより深まっていくとともに、ビジネスとして利益を生み出す難しさを感じたのではないでしょうか。

おわりに

今回は、びわ湖キャリアチャレンジ2022のDAY3ワークショップの様子をお届けしました。参加している高校生は、引き続きフィールドワークやレクチャーなどを経て、ビジネスプランをブラッシュアップしていきます。

次回は中間発表会(オンライン)です。3回のワークショップ、そしてフィールドワークを経て考えたプランを本番同様のピッチ形式で発表します。

8/28(日)のびわ湖ピッチまでの1ヶ月半、随時活動の様子を発信しています。他の活動の様子も、「びわ湖キャリアチャレンジ2022 マガジン」より是非ご覧ください↓


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