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【びわ湖キャリアチャレンジ2022 】DAY1/キックオフ・ワークショップ1 開催レポート

こんにちは。インパクトラボの中西です。

2022年7月18日、滋賀県守山市内のコワーキングスペースFuture Lab.にて「びわ湖キャリアチャレンジ2022」のキックオフワークショップを開催しました。

「びわ湖キャリアチャレンジ」は今年で3度目の開催となる、高校生を対象とした起業家育成プログラムです(前年度までは「もりやまキャリアチャレンジ」という名称でした)。地域の魅力・問題発見を行い、社会課題解決に向けたビジネスプランを作り、ピッチイベントで発表を行います。大学生・起業家・金融機関等による丁寧なフォローアップを受けながら、「起業家の集まるまち守山」を実感し、起業をキャリアの1つとしてもらうことを目指しています。

びわ湖キャリアチャレンジ2022特設HP
宮本 和宏 守山市長から開会の挨拶

まずはじめに、宮本 和宏 守山市長より、開会の挨拶がありました。これからプログラムに参加する高校生に向けて「大人や大学生のアドバイスに凹まず、アイデアを磨いてほしい。『この夏は挑戦する』という想いを胸に刻んで1ヶ月頑張って下さい」とメッセージを頂きました。

講演|起業家の集まるまち守山に向けた取り組み

続いて、守山市地域振興課の杉本 悠太氏より、守山市の特徴や「起業家の集まるまち守山」に向けた取り組みについてのお話がありました。

守山市は大阪・京都のベッドタウンとして栄えており、湖、田園、市街地が揃ったコンパクトシティとして魅力な点が多くあります。守山市は、災害なく、豊かな自然環境があり、充実した医療機関・教育機関が揃っています。また、市内には民間が運営するコワーキングスペースが4つあり、起業したい・挑戦したい人を支える環境が整ってきつつあります。

守山市レクチャーの様子

そして、大人や周りの人を巻き込んでアイデアを具体的に大きくしていくことや、チャレンジをやめないこと(失敗はない)。など、キャリアチャレンジに挑戦する高校生に向けて取り組む上で大事なポイントも教えていただきました。

最後には「『ビジネスとサステナブル』を意識すること、守山からインパクトの風を全国に、世界に巻き起こすつもりで頑張って欲しい」と、高校生への期待を込めた熱いメッセージが送られました。

ワークショップ|Why this, Why you, Why nowを考える

講師のジャパニーズ株式会社 中野龍馬氏

守山市でコワーキングスペースの運営など複数の事業を行っているジャパニーズ株式会社の中野龍馬氏より、ビジネスとして取り組みたい課題を発見する方法のレクチャー・グループワークを行いました。

今回のワークショップでは、ビジネスを考える上で大切な3つの視点「why this, why you, why now」について深堀りしていきました。

まずは「Why this? / なぜこれに取り組みのか?」と「Why you? / なぜあなたがこれに取り組むのか?」について、好きなもの・得意なものと社会課題をかけ合わせて、チームで取り組みたいテーマについて考えました。

そして「Why now? / なぜあなたが今、これに取り組むのか?」を考える際には、取り組みたいと考えた分野について市場規模を調べて、ビジネスとしての可能性まで視野を広げていきました

グループでワークに取り組む高校生たち

グループごとに、取り組みたいテーマと3つの視点で考え、話し合った内容について全体共有をしました。「ごみ問題×宝探し」や「スラム街×昆虫食」など、高校生自身の興味関心と社会課題を結びつけた新しいアイデアが生まれていました。
高校生のアイデアを聞いて、宮本市長はじめ共催の財務省近畿財務局大津財務事務所、日本政策金融公庫や大学から来ていただいたアドバイザーの方より、アイデアをより良くするためアドバイスや今後の期待を込めたコメントをいただきました。

アドバイスを受けている様子

おわりに

今回は、びわ湖キャリアチャレンジ2022の始まりとなったキックオフワークショップの様子をお届けしました。参加した高校生は、これからフィールドワークやワークショップを経て、今回のワークショップで生まれたアイデアをビジネスプランとしてブラッシュアップしていきます。

8/28(日)のびわ湖ピッチまでの1ヶ月半、随時活動の様子を発信していきますので、高校生たちの成長を楽しみにご覧ください!



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