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Summer Vacation(4学期)(2021年7月5日~2021年9月3日)を振り返ります。

この期間はSummer Vacationですが、バケーションとは名ばかりで休んでいる暇はありません。

学生は以下の3つの中から1つを選びます。

① 選択科目2つ
② インターンシップ
③ コンサルプロジェクト

①を選ぶ人が6割、②が4割、③は数名という感じでした。

僕は②インターンシップを行いました。

インターンシップは希望する会社に自ら応募し、書類審査、面接を通過し、その後、オックスフォードから許可をもらうことで行うことができます。(大学は何のサポートもしてくれません…)

インターンシップが単位として認められるためには、いくつかの条件(最低でも週30時間×6週間など)があります。

僕はハーバードビジネススクールのImpact-weighted Accounts Initiativeでリサーチフェローとして働くことになりました。

オックスフォード大学にいるのにハーバード大学で働くというのは変な感じがしますが、オックスフォード大学はスカラーシップまで出してくれました。(ありがたかった…!)

ボストンに行きたかったのですが、パンデミックの影響もあり、リモートで働きました。週に1度、HBSのジョージ・セラフェイム教授らとミーティングして進捗を報告しました。

僕のミッションの1つはImpact-weighted Accounts (インパクト加重会計)を日本のビジネスリーダーや日本政府に紹介し普及させること。

その成果は以下にまとめてあります。

現在でも金融庁、東京大学、東京大学公共政策大学院などでインパクト加重会計に関する講義をさせていただくなど、活動を継続しています。

自分でもまさかオックスフォードに留学しながらハーバードでリサーチを行うとは思っていませんでしたが、実際にはこのSummer Vacation期間だけでなく、留学前からハーバードとはコンタクトを取り続けており、「Summer Vacation期間でまとまった時間が取れるからこんなことが出来ますよ」と自分から提案して実現しました。

海外でインターンシップを獲得するというのは大変です。(日本人の多くは日本企業でインターンシップをします。)しかし、せっかくの機会なので、日本企業に転職したい人以外はぜひ海外インターンシップにチャレンジしてみてほしいと思います。その方が圧倒的に学びが深いと思います。

海外(英国)での「インターンシップ」は「研修」ではなく、ほぼ「就職」と同じ意味を持ちます。そのため選抜も非常に厳しいのが現実です。「勉強させてください!」ではなく、「私にはこんな価値が提供できます!」とアピールする必要があります。

海外(英国)でインターンシップを獲得するためには、「コネクション」と「提供価値」が大切です。両方ないと難しいです。そもそもインターンシップを募集していないことがほとんどなので、自ら機会を創りに行く必要があります。

インターンシップ後には「MBAで学んだことをインターンシップにどう生かしたか」といった内容で4,000語のエッセイを書きました。




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