マガジンのカバー画像

境界線の私、国境の島

30
孤島の端っこに1人いたい自分と。敢えて人との境界線に身を置く自分と。
運営しているクリエイター

#思索

私は…やはり…Smileは必要だと思う。それを無理に声や表情に出さなくとも。ユーモアとは…何よりまず自分の内側から処方箋として用意されているものだと感じている。勿論、何かの引き換えに「笑い」があってはいけないと思っている。
卑屈さや駆け引きではない笑いがある。島に育まれた宝物だ。

考えてみれば「軟弱地盤」なんじゃない。何かの障害のように連呼したくない。元々そこが「柔らかくある理由」があるはずなんだ。自然の摂理として。そこに人間が勝手に夥しい杭を打ち込み、光と風を遮り、覆い固め、静かな時間を奪う。島を生かしてきた内臓と保水と皮膚と新陳代謝機能が病んでしまう。

負の連鎖を自分のところで止めてる人は、そのぶん見えない内側が蝕まれ続けているんだよ…(そこからもがこうと必死なんだ…)