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私は型にはまりたかった

一昨年の3月、福岡で結婚式を挙げた。手間もお金もかかったけど、全体的に満足のいく式だった。

親族のみで神前式をして、同日にホテルの式場で職場の人や友人も招いて披露宴という、わりとスタンダードな形式。

最近は結婚式も効率化の流れが進んでいて、過剰なサービスや演出は避けられる傾向にあるらしい。

Twitterでもよく「結婚式はありきたりでつまらない」「式場が儲かるだけ」なんて意見を目にする。

それでもやっぱり私は、結婚式をしてよかったと思っている。両親や祖父母も喜んでくれたし、自分の理想も叶えることができた。

・式は絶対、和装で神前式(チャペルは恥ずかしいから嫌)
・両親と一緒に鏡開きをする
・お色直しのエスコートは兄に頼む

結婚が決まる前から、いやむしろ夫と出会う前から決めていた理想の結婚式の条件はすべて達成できた。

私の理想はどれも世間ではありきたりな、型にはまった結婚式といえるかもしれない。

それでも私は型にはまりたかった。両親や祖父母に喜んでもらうためには、今どきの結婚式ではなく、あえて型にはまったものにしたかった。

「高砂なし・スピーチなし」

「堅苦しくなく、カジュアルに」

「ゲストが主役の結婚式」

もちろんそれも素敵だと思うし、最近はそういった結婚式のほうが好まれるのだろう。

だけど一方で、昔ながらの結婚式がしたい、という理想も尊重されるべきだと思う。

これから結婚式をする人には、ぜひ悔いのないように納得いくまで考えてほしい。



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