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駒陸 2019-2020

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「駒澤大学陸上競技部後援会だより」写真班としての観戦記録です。選手と話をするのは、指導者、マネージャー陣が同席されているときだけ。それも「こんにちは。撮らせてもらってよいですか?…
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#写真

親たちの出雲駅伝 #1

出雲駅伝当日の朝 8時にゴール地点の出雲ドームに行くのが、ここ数年のルーティンです。 出雲大社を模したゲート手前に立ち、奥の方でせわしげに準備をするスタッフを横目に、フィニッシュラインを眺めます。  しばし各大学のアンカーになった気分に浸っていると、入れ代わり立ち代わり写真を撮ったり、走ったりする人々が目の前を通ります。  カメラを2台ぶら下げているからでしょう、記念撮影のシャッターを頼まれる方がいらっしゃいます。ファンだったり、選手のご家族だったり。  思い出に残る1

WEB図鑑「箱根駅伝 給水」第6巻 わずか30秒の給水に魂をこめる! ~ドキュメント駒大~

箱根駅伝での給水は10㎞地点と15km地点の2か所。ということは、5㎞ごとの計測も同時に行うことになります。ランナー、監督たち、給水担当者がどのような動きをするのか、96回大会 8区 15km地点での駒大を例にして時系列で追いかけてみました。 WEB図鑑「箱根駅伝 給水」  第1巻~第5巻はこちらから→ 目次&前書き ★8区 15km地点の場所と高低差15km地点は下記地理院地図の赤い字の所です。 コースの分析をするときは、正確に測量された国土地理院の地図でチェックしてい

21秒! ~凝縮された4年間~ 駒大 原嶋渓&中村大成

【第96回箱根駅伝 復路 小田原中継所】 駒澤大学の6区中村大成選手と付き添いの原嶋渓主将。7区小林歩選手に襷を渡してから21秒間の間に何があったのか?  駒大後援会写真班の一員として、ファインダー越しに見届けました。 引用したInstagramには、その1枚から感じた想いを綴っています。 (文中の時刻はカメラ内臓時計によるため、実際の時刻とは異なります。) ★二人の経歴原嶋渓さん 駒澤大学陸上競技部 令和元年度 主将  3年次に箱根エントリー。三大駅伝の出走経験はあり

もしも私が選手なら、この人に応援されたい

2019年の関東インカレ男子2部ハーフマラソン。沿道には選手を応援するチームメイト達の姿がありました。その中の一人、駒大のとある4年生の応援する姿に引き付けられました! ★走るのはこの人たち 駒大の出場メンバー(学年はレース当時) 左:神戸駿介さん(3)、中央:佃康平さん(2)、右:山下一貴さん(4) 関東インカレのハーフマラソンは周回コース 競技場内トラックを4周、その後一般道路の周回コースを12周して競技場に戻ってきます。 目の前を12回! ★応援する人たち出場

親たちの出雲駅伝 #2

これまでの話 気持ちは解る! 私自身、家族の部活を万難排して応援した経験があります。陸上では無いですが、全国レベルの部活動をしており、8年間全国規模での応援追っかけをしました。  大会中の写真撮影は、主催者指定の業者にしか許されず、ましてやレギュラーメンバーではあるけれど、ベース部分を受け持つポジションなので、ほとんど写されることはなく、写っていても他の部員にピントが合っているというもの。  それでも、全力を尽くしている姿は、私が撮ることを許可されている大会では自ら撮影

親たちの出雲駅伝 #3

これまでの話 昔からの友人に会ったかの如く 2019.10.14 第31回出雲駅伝当日は、今にも泣きだしそうな「いかにも出雲」という曇り空。  例年通り8時過ぎに出雲ドームに到着。出雲大社型のゲートを、スマホ片手にジョグしながら走っていく人がいます。もしやと思い「Sさ~ん!」と手を振ってみたら、ビンゴ。  「息子の気分になって走ってみました」と。初めてお会いするのに、何年も前からの部活仲間という感覚です。自己紹介すらしなかったような。  息子さんも、息子さんの親友もア

WEB図鑑「箱根駅伝 給水」第5巻 2年連続8区に登場したのは??

WEB図鑑「箱根駅伝 給水」の表紙につかっているのは小学館の「図鑑NEOメーカー」で作成したコラージュ。そこに選んだのは96回大会 8区藤沢の東海大、駒大、早大の3校。 これまでInstagramに投稿した写真に未公開写真を加えて、2年連続で藤沢に登場した3人にスポットを当てチームの姿をたどってみます。 WEB図鑑「箱根駅伝 給水」 第1巻~第4巻は こちらから→ 目次&前書き ★「給水」を有名にしました! M高史さん(駒大) 川内優輝さんのそっくりさんで有名なお笑いアス