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知る人ぞ知る「サトリズムTV」でお馴染みのユーチューバー、浅村正樹氏が本を出したということで、早速買って読んでみた。

【サトリズムTV】

内容を一言で言うと、

「自分はバカだという認識せよ!」                 「人生の目的を持つことでバカから卒業できる!」

というもの。

ここでいう「バカ」とは、自分の軸を持って主体的に行動する自信がなく、他人の思考や価値観に依存しながら生きている人を指す。
(内海先生のいう「グー民」と近い意味合いでしょう)

《参考記事》

ベースとなる価値基準や考え方を持っていない為、他人の様子や世間的評価、マニュアル、メディアの情報に対して模範解答を委ねてしまうのだ。

残念ながら現代人のほぼ全員がそれに該当しており、
思考停止していて文字通り何も考えてないか、
自分にとって都合の良い情報を見ては「やっぱり」と都合良く解釈するだけで、自分の頭で思考する機会は極めて少なくなっている。

著者自身、最初は「バカ」だったという自省を元に色々と活動や発信を始め、本で述べているような結論に至ったという。           (内海さんが『心の絶対法則』を書いた経緯と似ている。)

もちろん、普段の生活において家庭や職場では、
家族や同僚に対して自信を持って積極的に指示を出したり、       相手を諭す立場にある人は多い。

しかし、仕事や肩書きとは関係なく行動選択できる自由が与えられる場面になると、僕たちはかえって不安になったりする。

休業日、やりたいことが特になく家で一人暇を持て余していると何か孤独を感じてしまい、スマホでSNSをダラダラと見てしまった経験がある人は多いでしょう。

自由な時間が与えられた時ですらそうなので、
今のコロナ禍のように世界的な大問題が起き、自身や家族の近い将来の仕事や生き方を真剣に考えねばならない時に、
自ら情報を集め行動できる人が本当に少ないと、警鐘を鳴らしている。

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