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はじめまして、note

自己紹介します

2022年春、すべての仕事をやめました。財政的にだけでなく、気力体力ともカツカツの限界、余裕ゼロというよりエグれてるくらいの状況・・・さて、どうしよう?

この3年くらい、何をしたいか、何を食べたいかもよくわからない、何にも感じないという状況が続いていたのだけれど。その苦しい時期にお勧めされて読んだパウロコエーリョの「アルケミスト」に心が動き、次いで読んだ「星の巡礼」に、「サンチャゴ巡礼をしてみたい・・・」とぼんやり。その気持ちだけに手を引かれて2022年5月末~約1か月半、カミーノ(フランス人の道)を歩きました。

カミーノでは、何か考える余裕もなくて、ただ歩いて汗をかいているうち少しずつ心も頭もクリアになっていくのを感じていました。朝焼けに涙したり、突然の雨にクソ!と思ったり、はじめての青空トイレ(S)にドキドキしたり、挨拶して微笑んだり、シャワー最高!と心地よさに浸ったり。

あー、こういう感情が自分の中にまだ残ってたんだ・・・と思うとうれしくて、枯渇してしまったと思っていたエネルギーの湧くまま、旅の終わりには「またカミーノを歩きたいな!ほかの国もみてみたい!」というあたらしい希望が生まれるほど元気に。帰国後には、友人知人に”スッキリした・大きくなった(筋肉パンプアップ)・パワーアップしてる・別人のよう”と言われるくらいで、私自身それを感じていたし、夢見も良くて、うきうきしていました。

だから、8月のはじめに「膝が痛いな~足の裏もなんか変だな。」と感じたときも、「いっぱい歩いたからなあ、次歩くときはシューズはもう少しソフトなやつにしよう。」なんて思っていたのだけれど。夏の終わり、あちこち移動する痛みに加えて身体中ずーんと重たくなってしまったので、さすがに「なんか変!」と病院へ行くと、関節リウマチとの診断。次のカミーノに向けて準備を始めようとしていたところ、「ウソでしょ、なんで今?」消えない痛みに落ち込みました。

その後しばらくは、リウマチに関する情報に不安を感じる日々。だけど、「こんなの嫌だよ!」という気持ちの方が強くて、すぐに「治った人いるのかな?」と、いろいろな本やブログを手あたり次第読むこと数か月、決して少なくない人たちが治っていることを知りました。いま、一年前とまるきり違う状況に困惑し、この先の不安を感じたり、痛みの強い日などには落ち込んだりするけれど、リウマチを治してまたカミーノを歩きたいという思いで、いろいろな治療法を試しています。実際に治った方たちの経験談に励まされ、自分自身を励ましながら。

ここでは、カミーノでのこと(tumblrに書いていたもの、スパムが増えたのでこちらに)、私の身体(リウマチ)のこと、そしてもともとやっていた制作活動について、書こうと思っています。痛みで動きが制限されるなか体力も落ちてきて、ぐるぐると頭だけ動かして気が滅入ってしまってはならん!と、いい気分で書きたいなーという気持ち。こうやって、書いたそばからすこしスッキリ。


※このプロフィールの続き?というか詳細のようなものを以下に書きました。併せて読んでもらいたいなと思っています。


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