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【アメリカ留学】チップ制度について


今日は,アメリカにある習慣で一番難しいものの一つであるチップ制度について話したいと思います。まず一般的な話をすると,チップの額は大体15%程度と言われており,店員のサービスのクオリティに応じてチップの額を増減します。しかし,同じアメリカであっても住んでいるところが都会か田舎かでチップの額も変わります。一般的には都会ではチップの額が少し高めに設定されている印象です。一方で,田舎町ではチップの額は比較的安くなっています。

チップの額だけでなく,チップの支払いかたもお店によって大きく違います。一般的なチェーン店,例えばマクドナルドやチポトレなどですとチップを支払う必要はありません。単にメニューの代金を支払えばOKです。一方でチェーン店でないレストランの場合,チップを支払うことが多いです。さらにバーでは独特のチップの支払い方をするところもあります。通常はチップは合計の代金の15%程度支払えばよいですが,バーの場合はワンドリンク頼むごとに1ドルをチップとして払うというところもあります。正直にいって,こればっかりは知らないところではどうしようもない部分があります。そのため,全く分からないお店では15%程度をチップとして支払っておけばよいでしょう。

最後にホテルにおけるチップについてお話します。実は,私もこれまでホテルに宿泊した際には,枕元にチップを置いていました。ところがアメリカ人の友人に聞いたところ,ホテルではチップを払わなくてもOKという話を聞きました。彼によると,チップを支払うかどうかの基準は「そこで働く従業員がチップをもらわなくても十分な給与をもらっているかどうか」だそうです。つまり,給料がチップを貰わなければ非常に安い額面である場合はお客さんがチップを渡し,それを給料とします。一方でチップを貰わなくてもそれなりの給料をもらえている場合はチップを払わなくても良いそうです。とはいえ,どの職種やお店が十分な給与をもらっているかどうか,私には分からないわけですが。。。

以上まとめると,飲食店などでは15%程度をチップとして払っておくのが良いと思います。それからしばらく滞在して雰囲気がわかるようになったら,そのお店にふさわしいチップを支払うようにしましょう。

最後に,日本人にありがちなことですが,15%をチップで支払うといっても厳密に15%を払わないといけないわけではありません。多くの場合,小銭を出すのはお客さんも店員も面倒という認識があります。そのため,ドル札でざっくりと15%程度多い額を支払えばOKです。



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