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サッカー分析記録 シント=トロイデンVSメヘレン 第6節(後編)

あいさつ

皆さん初めまして!いぶいぶと申します。

 まずはこの記事をご覧頂きありがとうございます

サッカー経験なし、それでもサッカーへの愛は誰よりも強い」をテーマに日々、試合の分析やサッカーについて思うことを発信していきます!


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注意!!
今回の記事は後編になります。
前編は下記から、ぜひご覧ください。

※あくまでも、個人的な意見ですので、あたたかい目でご覧ください。

 それではいってみましょう!!

プレスの発動

以前の、シント=トロイデンの印象は「守備的」でした。

 それは守備時には中盤で構えて、「待つ守備」をしていたからです。

 しかし、今節は前線からのプレスも多々見られ、それが機能しているように感じました。


 今節は5-3-2のミラーゲーム(どちらのチームも同じシステムを採用すること)でした。

ビルドアップ時には、両チームとも3CB+1AC(アンカー)となります。(紫の網掛け


下記がメヘレンのビルドアップ時の様子です。
※なお、以下使用する図はこちらのサイトを利用しております。https://www.tacticalista.com/

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メヘレンのビルドアップ時

通常だと、後方(紫の網掛け)で3対2の数的不利になるので、シント=トロイデンとしてはプレスをしようにも、ハマらない形になります。



 そこでプレス時には、こんな可変を見せていました。
下記の図がそれです。

画像2
プレス時の可変

変更点を簡潔にまとめると、こんな感じ。

1,2トップを縦関係にする
2、IHを3CBにあてる

そしてこれにより、弱点となるのがサイド中盤


それには、こんなプレー原則適応しているように思えました。

守備におけるプレー原則
1,サイドのWBには、IHがスライド or WBがいく
2,前線から降りるIHにはCBが着いていく

 ※中盤にIHが位置している時には、IHは前線に上がらず待ちサイドにボールが流れたらWBプレッシャーにいくという流れも見られました。



 この試合は、「中盤で構える守備」の時間が長かったですが、こうした前線からのプレスを採用することで、3点という大量得点を叩き出したのではないかなと感じます。


ボールに関する価値観

チームによってボールへの考え方は異なります。

スペインのバルセロナのように、ポゼッションから大切に繋ぐチームもあれば、カウンターを主体とし、ある程度前線にロングボールを蹴るチームもあるでしょう。



 では、シント=トロイデンはどちらのタイプでしょうか。



 答えは後者です。つまりロングボール派


僕はロングボールを蹴る時に重要なことが2つあると思います。

1、ターゲット(誰に対して蹴るのか)
2,セカンドボールへの対応
(ターゲット周囲の人口密度)

以上の2点です。


 ターゲットに関しては、身長が大きい選手がよいでしょう。
通常ロングボールは、トップ(FW)の選手に向けて蹴られますが、シント=トロイデンはどうか?


 彼らのターゲットは右のWB橋岡選手です。
2トップの岡崎選手と選手の身長は、それぞれ175cmと178cmです。FWとしては、小柄な選手ですので、ターゲットは184cmの橋岡選手になります。

この点では、ターゲットには特に問題はないです。


 後は人口密度。ロングボールを競り合う際に、ボールを収めるのは多くの場合、競り合う選手ではなく、その周辺にいる選手となります。


 ターゲットの近くにポジショニングする。または、ターゲットがサイドではなく、中央に移動することで、セカンドボールを回収できる確率が上がります。


 しかし、ターゲットの橋岡選手はWBということもあり、サイドに張っていることが多いプレーヤーです。どうしても、サイドで競り合うシーンが多くなります。


 ですが、競り合い自体に勝利することができていたので、サイドでフリック(ヘディングで自分の後方にボールを流す)から、IHが飛び出してチャンスを演出するシーンもありました。


 「競り合いに勝てる前提があっての、サイドでフリックをしていたのであればチームとして1つの狙いが持てているなと感じました。
(これに関しては、今後の試合を分析する時に意識して観察しようと思います)


さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
今回の記事は、できるだけ端的にまとめる努力をしてみましたw
(いつも読みづらくてすみません)

 今月には日本代表戦もあるので、その分析記事も投稿できたらなと思っています。

 大学生の僕も、夏休みは今日で終わりになります。
(あぁー学校行きたくないーw)

 サッカーをモチベーションにしながら、頑張っていきます!

おすすめ記事を載せておきます。
ぜひ、読んでみてください。

それではまた次の記事で!!


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