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無構想詩小説 第1話

そっと隠した憂鬱を君は見逃さなかった

僕は素知らぬ顔でやり過ごそうとした

「ユウはいつもそうやって誤魔化す」

「・・・ごめん」

春の優しさよりも温かく

桜が散るよりも儚く

君の瞳に映る未来に僕はいるのかな

憂鬱が夕日と一緒に消えていった

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