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【ビジネスメール】「お世話になっております。」英語でどう書く?

こんにちは、英語表現ライターのイミシンです。

皆さんは、学校や仕事の場でメールを書きますか?
日本語ならともかく、英語でのメールは一本書くだけでかなりの苦労……

とりわけ、メール独特の表現は、英語でどう書くのか悩ましいところですよね。

そこで今回は、メールで「お世話になっております。」をどう書くのか?についてまとめてみました!
ぜひ今回の表現を覚えて、ビジネスメールのシーンで活用してみてくださいね!

1.はじめに

ビジネスでメールを書く人ならば、この言葉に日頃「お世話になっている」方も多いのではないでしょうか?笑
我ながら全くうまくないですね笑

いつも無意識に書いているこの文ですが、英語だとどう書くのだろう……となりますよね。

身も蓋もない話ですが、結論から言えば、「お世話になっております。」に相当する英文はありません
そのまま、本題に入って大丈夫です

ですが、いつものビジネスシーンを経験していると、「何らかのワンクッション挟みたいなあ……」となりますよね?
そこで今回は、書き出しに適切な表現をご紹介します。

2.相手の支援に感謝するパターン

"Thank you for your continued support."
「引き続きのご支援ありがとうございます。」
"I really appreciate all of your help."
「ご親切にしていただき感謝いたします。」
"Thank you for your kind consideration."
「ご考慮いただきありがとうございます。」

"Thank you."や、"appreciate"「感謝する」、"consideration"「考慮」といったキーワードを用いて、相手方の"support", "help"「支援」に感謝の意を伝えてみるといいでしょう。

3.相手が上手くいっていることを望むパターン

"I hope everything is fine with you."
「あなたにとって全てが上手くいっていることを望みます。」
"I hope this e-mail finds you well."
「このEメールにてあなたにとって上手くいっていることが分かれば嬉しいです。」

あえて直訳してみました笑
0点の訳ですね。こんな1文を挟んでみると相手からの印象がアップでしょう。
"hope"「望む」の後に、相手が上手くいっていることを記述する表現になりますね。

お客様から問い合わせがあった場合などは、日本では、「お問い合わせありがとうございます。」などのクッションを挟むことがあると思います。
この場合は比較的適している表現が英語にもあります。

4.相手からの問い合わせに感謝するパターン

"Thank you for your inquiry."
「お問い合わせありがとうございます。」
"Thank you for your phone call a while ago."
「先ほどはお電話ありがとうございます。」
"I appreciate your contacting to us."
「我々へのご連絡に感謝いたします。」

「問い合わせ」は、英語で"inquiry"です。また、2つめの文章では、"phone call"「電話」、3つ目の文章では、"contact"「連絡する」を使った表現をそれぞれご紹介しました。

5.それまでの仕事に触れるパターン

"Please let me thank you for yesterday's meeting."
「昨日の会議の件、どうもありがとうございます。」
"Thank you for your visit last week."
「先週はお越しいただきありがとうございます。」

"meeting"「会議、商談」や"visit"「訪問」を用いて、メールを切り出してみましょう。
このような表現は、日本語のメールでも書く人が多いのではないでしょうか?

6.これからの仕事に期待するパターン

"We are looking forward to working with you as of today."
「今日からあなた方と働けることを心待ちにしております。」
"I'm glad that I can do business with you again."
「再びあなたとお仕事ができてうれしいです。」

前節とは反対に、これから相手方と仕事できることを楽しみにしていることを英語で表現してみましょう。きっと相手方も喜んでくれると思いますよ。
ここでは、"looking forward to ~ing"「~することを期待する」というイディオムが便利です!その他にも、"glad"「嬉しい」も使えるでしょう!

7.メールの本題を前置きするパターン

"By this e-mail, I would like to inform you about our service."
「本メールにて、我々のサービスについてお伝えしたいと思います。」
"I am writing to you regarding your question."
「あなたのご質問に関するメールになります。」

"by this e-mail"、"inform"「伝える」、"I am writing to you regarding ~"「~についてのメールです。」といった表現でメールの内容について軽く触れるフレーズを2つ、ご紹介してみました。
こういった文面が入っていれば、内容が読み手にとっても頭に入ってきやすいですよね。

8.終わりに

今回ご紹介した表現は如何でしたでしょうか?
重ねての説明にはなってしまいますが、ビジネスメールでは、基本的には"Dear ~"などから始めれば、直接本題に入って構いません。
もし何か一文を挟みたい!となった時のために、今回のフレーズを頭にストックしておきましょう!

もし、他に取り上げてほしい題材がありましたら、ぜひコメントをお願いします!

もしよろしければサポートをよろしくお願いいたします!皆様にとって有意義な情報をこれからも発信して参ります。