他人に優しく、自分に厳しくするためには?
人はどうしても、自分には優しく、他人には厳しくしてしまう。聖人君子を目指すならともかく、ある程度はしかたない。自分に優しくないと他人にも優しくできないというのも、真だと思う。
今回のアイデアは、「バランスが、自分には甘い方に寄りすぎてしまったとき」の気づき方と対処法について。
「自分には甘く、他人には厳しい」とは、どういうことか。言い換えれば「つじつまがあってないことへの妥協が、自分には強く、他人には弱い」ということである。
誰だって、理屈通りには動けない。「ダイエットしよう」っておもったって、ご飯は美味しい。「気持ちよく挨拶しよう」と思ってても、不機嫌なときはある。
そんなときに、「つじつま」が合わなくなる。
「できないことほど、人は声高に言う」は、ひとつの発見だと思ってるが、例えば「ダイエットしなきゃ」とできない人ほど簡単にいうのが(耳が痛い)、世の通り。
お菓子が食べたい。
大体、そういうときに人は自分なら「明日から我慢するから」とか「今日は歩いたし」とか言っておきながら、他人には「え、ダイエットするんじゃないの?」とか言ってしまう。
自分のなかだと「論理」のつじつまはひょいっと変えられるが、他人の「論理」のつじつまは、合ってないとつい指摘したくなる。気になっちゃうのだ。
人は、他人の「感情」よりも、「論理」の方が、判断しやすい。だから、他の人についての判断をするときは、その人の「感情」よりは、「その人が何を言っていたか」を基準としやすいのではないだろうか?というか、他の人の感状なんて、おいそれとわからないのがひとつの要因だろう。
逆に、自分のことは、「論理」よりも「感情」のほうが判断しやすい。
そこで、「つじつま」にたいする態度が変わってしまう。
だから、他人には優しく、自分には厳しくしたいなら、その逆をすればいい。
「その人がいま感じてること」を感じて、「これまで自分が考えてきたこと」と照らし合わせて判断する。
「優しく」とか「厳しく」という抽象的な概念よりは、少しだけ具体的な行動につながるのではないだろうか?
今回は、自分に数百本のブーメランを投げてるつもりで。
以下オマケ
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